表示形式:共通設定ダイアログ

表示形式の属性のうち,項目ごとの指定ではなく表全体に関する属性を指定します。
表示形式:共通設定ダイアログ

各ダイアログ項目の説明

表示形式
対象の表示形式名が表示されています。
拡大縮小率
画面での拡大縮小率を 25%〜400% で指定します。この拡大縮小率は画面でだけ有効であり,印刷では使われません。
高さ自動拡張する
一つのセルに項目値が入りきらないときに,レコードの高さを自動的に高くして表示・印刷するか否かを指定します。自動拡張を指定しない場合,入りきらない部分は表示されません。
ここでの指定は,自動拡張の機能全体を有効にするか無効にするかの指定であって,どの項目のデータについて自動拡張の判定を行なうかは,各項目ごとの [自動拡張](→表示形式ダイアログ:表示ページ)で指定します。つまり,ここでの自動拡張がオンであり,かつ項目ごとの [自動拡張] が指定された項目の値がセルの大きさを超えたときにだけ実際の拡張が起こります。
精細モードで表示
[精細モードで表示] を指定しない場合,表編集ウィンドウの項目幅に表示される文字数と表印刷で項目幅に印刷される文字数とが異なることがあり得ます。また,表編集ウィンドウで拡大縮小率を変更したときに,変更する前と後とで項目幅に表示される文字数が変化して折返し位置が変わったり,その結果表示行数が変わったりすることがあり得ます。
[精細モードで表示] を指定すると,画面と印刷とで1行の表示文字数が異なることがなくなり,拡大縮小率の変更によっても折り返し位置や表示行数が変わることがなくなります。ただし,表示速度は遅くなりますので,あまり高速でないコンピュータをお使いの場合はご注意ください。
グループ化で集計レコードを区別しない
通常(この [グループ化で集計レコードを区別しない] が指定されていなければ),集計レコードに対するグループ化の処理は次のようになります。(表示形式ダイアログ:印刷1ページ 参照) これに対し,[グループ化で集計レコードを区別しない] を指定すると,集計レコードに対するグループ化の処理もデータレコードとまったく同じように処理されます。すなわち,集計レコードの項目値にどのような値が入るかによって同一グループと見なされるか,別グループと見なされるかが決まり,それぞれの処理が行なわれます。

注意

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