デバッグステートメント

任意のデバッグ情報を専用のウィンドウ(デバッグウィンドウ)に表示します。


形式

  デバッグ [ <算術式> , ] <式>
デバッグ [ | ]
デバッグ [ 禁止 | 許可 ]

パラメータ

<算術式>
任意の整数値を指定します。デバッグウィンドウの左側に表示されます。実数値を指定しても整数に切り捨てられてしまいます。
<式>
任意の値を指定できます。<算術式> が指定されていないときに算術型の式を指定することはできませんが,そうでなければどのようなデータ型の式でも構いません。<式> の値は,<算術式> が指定されているときはその右側に表示されます。<算術式> が指定されていないときは,この <式> の値だけが表示されます。
デバッグウィンドウを表示します。すでに表示されているときは何もしません。デバッグステートメントで何か表示しようとすれば自動的にウィンドウが表示されるので陽に を指定しなくてもかまいません。
デバッグウィンドウをクローズします。表示されている内容はすべて失われます。すでにクローズされているときは何もしません。
禁止
以降のデバッグステートメントをすべて無視します。
許可
以降のデバッグステートメントを有効にします。

結果

$$OLDSTATE入切を指定したときや,パラメータを省略したときは,デバッグステートメント実行前のデバッグウィンドウの状態(入/切)がキーワード定数として設定されます。そうでないときは変化しません。
$$CMDSTATEデバッグステートメントは常に正常終了します。そして,$$CMDSTATE を書き換えません。直前の値がそのまま保持されます。

構造コマンドパラメータ
 デバッグ$COUNT, '問題箇所の変数の値='+$変数

解説

関連項目

→トレースステートメント
→DPLの構文
→$$CMDSTATE一覧
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