Q&A 31

DBPro V4 と V3.2 の併用について


DBPro V4 と V3.2 を併用する場合の注意事項や,手順について解説します。

DBPro V4 を V3.2 と併用する

別マシンで使うことをお薦めします
もしパソコンに余裕がある場合は,DBPro V4 と V3.2 は別のマシンにインストールして利用することをお薦めします。
同じマシンで併用することも可能です
V4 と V3.2 の両方を 1 台の PC にインストールすることもできます。全く別のアプリケーションなので,どちらかの操作に大きな問題が生じることはありません。ただし,下記のような不便な点があることにご注意ください。

併用のためのインストールについて

  1. V3.2 データのバックアップ
    これまでのデータを別媒体などにバックアップしてください。
  2. V3.2 をインストールしたパソコンへの V4 のインストール
    1. DBPro V4 を普通にインストールします。そのとき V3.2 のインストールされているフォルダへの上書きインストールは避けてください。
    2. インストール後は DBPro V4 ヘルプの「目次」から「旧バージョンをお使いの方は」をよくお読みください。
  3. V4 をインストールしてあるパソコンへの V3.2 のインストール
    1. DBPro V3.2 を普通にインストールします。そのとき V4 のインストールされているフォルダへの上書きインストールは避けてください。
    2. [スタート]-[プログラム]-[DBPro V4]-[再登録と削除] を選び,DBPro V4 を再登録してください。
    3. インストール後は DBPro V4 ヘルプの「目次」から「旧バージョンをお使いの方は」をよくお読みください。

併用をやめるとき

  1. V3.2 のアンインストール
    V3.2をアンインストールするには,[スタート]-[プログラム]-[DBPro V3.2]-[DBPro Setup] を選び,削除ボタンで行います。
  2. V4 の再設定
    V3.2 を削除したあと,[スタート]-[プログラム]-[DBPro V4]-[再登録と削除] を選び,再登録してください。

併用中の不便な点

バージョンが違うためにオープンできない場合がある
エクスプローラなどから表ファイルやカードファイルをダブルクリックなどで開くときや,プロセス起動で DBPro のファイルを指定したときなど,バージョンが異なり開けないことが起こり得ます。Windows はそのファイルのバージョンに関わらず,拡張子の関連づけに従い処理しますが,拡張子の関連づけは後で起動した DBPro に設定されます。つまり,V4 をインストールすると DBPro ファイル(表・カード・ビューなど)は DBPro V4 に関連付けられますが,V3 を起動すると DBPro ファイルの関連付けは V3 に戻ってしまいます。V4 を起動すると再び関連付けは V4 になります。すなわち,V3 も V4 も起動するたびに DBPro ファイルの連付けを自分自身にします。ですから指定された表ファイルなどと最後に起動した DBPro のバージョンが異なると開けないことがあります。