Q&A 49

新規挿入日,最終更新日を記録する方法


レコードごとに,そのレコードを挿入した日時や,その後そのレコードのデータを変更した日時を記録する方法を解説します。→項目属性ダイアログ

レコード挿入日時を記録する方法

そのレコードが新規挿入された日付と時刻を記録する場合は,表に以下の基本項目を追加します。すると新規挿入し確定した時点でそのレコードに値が設定されます。他の項目のデータを更新しても日時は更新されません。

項目名データ型初期値式
挿入日日付型#日付
挿入時刻時刻型#時刻

ともに,[初期値評価時機] は「初期入力時のみ」としておきます。この項目を編集すると値が変わってしまうので,表示形式で項目表示幅は 0 にしておくと良いでしょう。

最終更新日時を記録する方法

最後にそのレコードのデータが更新された日付と時刻を記録する場合は,表に以下の計算項目を追加します。するとデータを更新するたび日付と時刻が更新されます。

項目名データ型計算式
更新日日付型#日付
更新時刻時刻型#時刻

[参照項目更新時のみ再計算] のチェックボックスはオフにすれば,どの項目であっても更新されれば,この項目の日時も更新されます。 特定の項目についてだけ更新された日時を記録するには,[参照項目更新時のみ再計算] のチェックボックスはオンにし,計算式に項目名をコンマで区切って列挙し,最後に#日付(または#時刻)を指定します。こうすると指定された項目の値を更新したときだけ,この項目の日時も更新されます。

項目名データ型計算式
更新日日付型[<項目名>],[<項目名>],#日付
更新時刻時刻型[<項目名>],[<項目名>],#時刻