シングルクォート「'」とバッククォート「`」はどちらも文字列を囲むための記号として用います。
日付'2000-7-24' |
日付`2000-7-24` |
はどちらも同じに解釈されます。
シングルクォートで囲んだ文字列の中に,同じシングルクォートが含まれるとそこで終わりと解釈されるのを避けるためにシングルクォートを重ねる必要が出てきます。たとえば
$dd := 日付'h11/02/25' |
の右辺を単にシングルクォートで囲んだ
$dd := '日付'h11/02/25'' |
では,シングルクォートで囲まれた「日付」と囲まれていない「h11/02/25」さらに囲まれた空文字列と解釈されてしまうので
$dd := '日付''h11/02/25''' |
とする必要が出てくるわけです。これはとても見にくいので両端のシングルクォートをバッククォートに替えると,文字列中のシングルクォートと重なることがなくなりシンプルになります。その組み合わせを逆にしても同じです。
$dd := `日付'h11/02/25'` |
$dd := '日付`h11/02/25`' |