問合わせファイル作成の流れ
DBPro で外部データベースの内容を表示させたり,更新したりするためには,問合わせファイルをあらかじめ作成しておく必要があります。
操作
- DBPro V4.5 では,新規作成/定義変更ダイアログに新しいファイル種別 問合わせ が追加されています。問合わせを指定し,新しい問合わせファイルの名前を指定します。既存の問合わせファイル名を指定すると,そのファイルの定義内容を変更できます。
- 問合わせ接続情報ダイアログが表示されます。ここでは,DBPro と外部データベースとを接続するための情報,すなわち,接続先のデータベースタイプ,データソース名,利用者名,パスワードなどを指定します。接続するデータベースによっては,利用者名,パスワードは不要の場合もあります。
- 問合わせ接続情報ダイアログで [OK] を押すと,問合わせ作成ダイアログが表示されます。問合わせ作成ダイアログでは,外部データベースから取り込むデータの種類や順番など (主に,SQL の SELECT 文に相当する事柄) について指定します。
接続情報ダイアログから問合わせ作成ダイアログに移る際,ODBC ドライバによっては,接続処理中に砂時計のマウスポインタが解除されてしまうものがあります。このようなとき,接続処理が終わったと勘違いして誤った操作をしないよう,問合わせ作成ダイアログが表示されるまで十分な時間お待ちください。また,ドライバによってパスワードの入力を促すダイアログが表示されたりすることがあります。そのような場合はそれらに従ってください。
- 問合わせ作成ダイアログで [OK] を押すと問合わせファイルの作成終了です。外部データベースからデータを取り出すための情報が問合わせファイルとして保存されます。問合わせファイルは,通常の [ファイル]-[オープン] などからオープンでき,外部データベースに対する問合わせを実行します。
[実行] を選んだ場合は,問合わせ内容を保存してから,その問合わせファイルをオープンします。[別名保存] ボタンを押すと,それまでに設定した問合わせ情報が新しい名前のファイルに保存されます。既存の問合わせファイルを基に,少しだけ異なる問合わせファイルを作成するときなどに利用します。
関連項目
- 問合わせ接続情報ダイアログ
- 問合わせ作成ダイアログ
- 問合わせの実行と問合わせ表の編集