中西正和歴史年表:使い方
主にメインメニューの各ボタンに沿って,機能と操作方法を説明します。
- 目次
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起動と終了
この日のできごと
西暦で選ぶ
和暦で選ぶ
分野で選ぶ
国・地域で選ぶ
キーワードで選ぶ
結果の印刷
結果の書出し
複合条件
すべてのできごと
お読みください
結果を全部閉じる
ウィンドウ表示/全画面表示
ディスクへ複写:ハードディスクでの使用
起動
歴史年表の CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入すると,年表検索用ソフトウェアが自動的に起動されます。
- 自動的に起動されない場合は,CD-ROM のルートフォルダにある startup.exe を実行してください。
startup.exe を実行するには
- [スタート] メニューからの実行
- Windows の [スタート]-[ファイル名を指定して実行] を選びます。
- 「ファイル名を指定して実行」のダイアログが表示されるので,次のファイル名を入力して [OK] ボタンを押します。(CD-ROM ドライブ装置は d: とします。D: 以外に CD-ROM ドライブ装置が付いているときは,対応するドライブ名にしてください。)
- d:\startup.exe
- エクスプローラからの実行
- エクスプローラで CD-ROM 装置のルートディレクトリを開きます。
- そこの表示されたファイル startup.exe をダブルクリックします。
- 歴史年表をハードディスクにコピーした場合は,ハードディスク上の \DBPro4\DBPro32.exe または \history\1histdb.dpl を実行します。ディスクへ複写:ハードディスクでの使用
- 歴史年表の検索用ソフトウェアは DBPro V4 を使っているため,他の DBPro アプリケーション(DBPro 上で動作するアプリケーション)と同時に使うことはできません。他の DBPro アプリケーションを終了させたうえでご利用ください。
正規の DBPro をご利用の場合には,歴史年表をハードディスクにインストールし,一つの DBPro 上で他のアプリケーションと歴史年表を同時に使うことができます。ディスクへ複写:ハードディスクでの使用
歴史年表が起動されると,タイトル画面が表示された後,メインメニューのウィンドウが表示されます。このメニューから各ボタンをクリックして見たい出来事を探し出します。
- 起動時に画面全体に表示されるタイトル画面は,一定時間後に消えます。[閉じる] ボタンをクリックすると,ただちにタイトル画面が消えます(タイトル画面の [閉じる] ボタンではタイトル画面が消えるだけであって,起動が中止されたり,検索用ソフトウェアが終了されたりすることはありません)。
終了
メインメニューの [終了] ボタンをクリックすると,全てのウィンドウが閉じられて,歴史年表が終了します。
- メインメニューのウィンドウ,または歴史年表全体のウィンドウの [×] ボタン(閉じるボタン)をクリックしても歴史年表が終了します。
何月何日だけを指定して(年は指定せずに),過去のその月日に起きたすべてのできごとを探して表示します。いろいろなところでよく紹介されている「今日のできごと」を今日以外の月日にも対応させたものです。
- 日付を指定するウィンドウが表示されるので,調べたい月日を入力して [選択実行] ボタンをクリックします。
- 最初は今日の日付が入力されているので,そのまま実行すれば「今日のできごと」が選ばれます。
- 選ばれた出来事がウィンドウに表示されます。
- 結果が表示されたウィンドウでは,その結果を印刷したり,ファイルに書き出したりできます。結果の印刷,結果の書出し
- 結果のウィンドウは [閉じる] ボタンで閉じます。
- 結果のウィンドウを開いたまま別の検索を行なうこともできます。
注意
- 日付を指定するウィンドウが表示されている間は,メインメニューの [西暦で選ぶ],[和暦で選ぶ],[分野で選ぶ] など,検索条件を指定する他のボタンを押すことはできません。[キャンセル] ボタンで日付指定のウィンドウを閉じてから他のボタンを押してください。
このことは,条件を指定する他のウィンドウが開いているときも同じです。
西暦の年月日で期間を指定して,その期間に起きた出来事を選んで表示します。
- 開始年月日と終了年月日を指定するウィンドウが表示されるので,選ぶ期間を入力して [選択実行] ボタンをクリックします。
- 開始年だけを指定すると,その年の1月1日から12月31日までの出来事を選びます。
- 開始年と開始月だけを指定すると,その月に起きた出来事を選びます。
- 終了年を指定して終了月や終了日を省略すると,その年の12月またはその月の末日までの出来事を選びます。
- 終了年を省略して終了月や終了日を指定すると,開始年月日で指定したのと同じ年,同じ月のその日までを選びます。
- 選ばれた出来事がウィンドウに表示されます。
- 起きた年だけが分かっていて月日が分からない出来事,月までは分かっていて日にちが分からない出来事は,それぞれその年,その月の最後の出来事として表示されます。
和暦の年で期間を指定して,その期間に起きた出来事を選びます。
- 開始元号・年,終了元号・年を指定するウィンドウが表示されるので,選ぶ期間を入力して [選択実行] ボタンをクリックします。
- はじめて和暦による選択を実行するときは,開始元号を選ぶウィンドウが表示されるので表示された元号から指定したい元号を選びます。
- 終了元号の欄に移ると,開始元号以降の元号を選ぶウィンドウが開きます。
- 2度目以降の和暦による選択では,前回指定した元号・年が入力されています。このときに,元号を変更したい場合は,元号の欄で F12 キーを押すと元号一覧のウィンドウが表示されます。
- 元号一覧に表示される括弧付きの名前は,元号が定められていない時代を天皇の名前で表現するものです。暦について
- 和暦で選択する場合は,月日までは指定できません。
- 終了元号・年を省略して開始元号・年だけを指定すると,西暦の場合と同じように,その元号の時代,あるいはその年の最初から最後までの出来事が選ばれます。終了元号,終了年のいずれかを省略したときも西暦の場合と同様です。
- 各元号の元年の最初の出来事は,その元号に改元された日の出来事です。また,各元号の最終年の最後の出来事は,次の元号に改元される前日の出来事です。
したがって,たとえば昭和64年と指定したときと平成1年と指定したときとでは,選ばれる出来事が異なります。
- 選ばれた出来事がウィンドウに表示されます。
- 明治5年以前は陰暦によって選択されます。
- 結果の [和暦] 欄の日付が「元号yy/mm.dd」のように,月と日の区切りがピリオドのことがあります。これは,その月が閏(うるう)月であることを示します。暦について
ある分野を指定して,その分野に関係する出来事だけを選びます。
- 分野を指定するウィンドウでは,左側に大分類を選ぶボタンが縦に並び,右側に個別の各分野を示すボタンが並んでいます。
- 大分類を選ぶボタンをクリックすると,右側のボタンの並びが切り替わります。
- 各分野を示すボタンをクリックすると,ただちにその分野の出来事の選択が始まります。
分野で選ぶ場合は年表のすべての出来事がチェックされるので,結果の表示までに多少時間が掛かります。
- 選ばれた出来事がウィンドウに表示されます。
出来事が起こった国,あるいは地域を指定して選びます。
- 国・地域の一覧が表示されたウィンドウが開くので,選びたい国または地域をクリックしてカーソルを合わせて,[選択実行] ボタンをクリックします。
- その国・地域に関する出来事が選ばれてウィンドウに表示されます。
自由な単語を指定して,その単語が説明文に含まれている出来事を選びます。
- 探したい単語(文字列)を入力して,[選択実行] ボタンをクリックします。
- 「キーワード」と呼んでいますが,各出来事に対して説明文と別のキーワードが設定されているわけではありません。単に,指定した文字列が説明文中に含まれているかどうかを調べるだけです。
- 空白で区切って複数の単語を指定すると,それらすべての単語を同時に含む出来事だけが選ばれます。(いずれか一つの単語だけを含む出来事を選びたいときは,[複合条件] ボタンを利用してください。複合条件)
- 指定した文字列を含む出来事が選ばれてウィンドウに表示されます。
いずれの方法で出来事を選んだにせよ,選ばれた出来事の一覧をプリンタに印刷することができます。
- 最初に,印刷する用紙のサイズと用紙方向を指定指定してください。各項目の印刷幅が選んだサイズに合わせられます。
- サイズを選んで [OK] ボタンをクリックすると,表印刷ウィンドウが表示されます。
ここでは,出力するプリンタを変更したり,印刷するページ範囲や部数を指定することができます。淡色表示されているボタンなどは使えません。また,[テスト印字] チェックボックスは歴史年表では意味をもちません(DBPro 標準の機能として表示されています)。
- [OK] ボタンをクリックすると,実際に結果の一覧表がプリンタに出力されます。
[キャンセル] ボタンをクリックすると,印刷は行なわれずに結果表示のウィンドウに戻ります。
選ばれた出来事をテキストファイルに書き出して,ワープロや表計算などの他のアプリケーションに取り込んで利用することができます。
- 書出し先のファイル名を入力するウィンドウが表示されるので,データが置かれるテキストファイルの場所と名前を指定します。
- [参照] ボタンを押すと,ファイルを指定するためのダイアログウィンドウが表示され,そこからフォルダやファイルを選んで指定することができます。
- ファイル名の拡張子は何であってもかまいません。各項目がタブで区切られたテキストファイルとして書き出されます。
- [OK] ボタンをクリックすると,書き出す項目を指定するウィンドウが表示されます。ここでチェックをつけた項目のデータだけが書き出されます。
- 書き出す項目をチェックして [OK] ボタンを押すと,書出しが実行されます。
- 書き出そうとするファイルが既に存在する場合,既存のファイルを棄てて上書きするか,既存のデータに追加して書き出すかを指定することができます。
- 書き出したデータを個人的な利用以外の目的で使う場合には,引用元として本歴史年表を明記するなどの制限事項をお守りください。著作権とデータ転載
これまでに説明した出来事の検索方法を組み合わせて,より複雑な条件で出来事を探すことができます。選択条件入力ウィンドウが表示されるので,条件を設定してから [選択実行] ボタンを押します。
- 選択条件の追加
- それぞれのボタンをクリックすると,これまでに説明した個々の条件を指定するウィンドウが表示されます。
各ウィンドウでは [選択実行] ボタンが [条件追加] ボタンに変わっています。[条件追加] ボタンをクリックすると,それぞれのウィンドウで指定した条件が選択条件入力ウィンドウのカーソルの位置に設定されます。
- 条件削除
- 設定されている条件の一つにカーソルを合わせて [条件削除] ボタンをクリックすると,その条件が削除されます。
- 新規条件
- すべての条件をクリアして,最初から条件を設定しなおす場合は [新規条件] ボタンをクリックします。
- AND/OR
- 設定した個々の条件をすべて満たす出来事を探すときは「AND:すべての条件を満たす」を,設定した条件をいずれか一つだけでも満たす出来事を探すときは「OR:いずれかの条件を満たす」を選びます。
- 選択実行
- 条件を設定して,AND/OR を指定したら,[選択実行] ボタンをクリックすると,実際に出来事の選択が始まります。
- 結果を全部閉じる
- 複合条件による選択では,結果が表示されても選択条件入力ウィンドウは閉じられません。引き続き条件を少しずつ変えて次の選択を実行することができます。
次々と結果を表示させるうちに画面が結果のウィンドウでいっぱいになってきたら,[結果を全部閉じる] ボタンですべての結果のウィンドウを閉じることができます。
- メニューに戻る
- 選択条件入力ウィンドウを閉じてメインメニューに戻るときは,[メニューに戻る] ボタンまたは右上の [×](閉じる)ボタンをクリックします。
この歴史年表に含まれているすべてのできごとを表示します。
- 画面の左側にあるボタンをクリックすると,そのボタンに表示された年の出来事までカーソルが移動します。
- このウィンドウは画面に表示させるだけで,出来事を印刷したり,ファイルに書き出したりすることはできません。
説明文書や操作方法,注意事項など,現在ご覧の画面が表示されます。
- これらの文書を表示するには,Internet Explorer,Netscape Navigator などの HTMLファイル表示用ソフトウェアを使います。はじめての表示の場合には,これらの表示用ソフトウェアが起動されるまでに少し時間が掛かります。
- 歴史年表の画面に戻るときは,歴史年表の画面が少しでも見えていればそこをマウスでクリックするか,「お読みください」のウィンドウの右上の最小化ボタン または閉じるボタン を押してください。
- Netscape Navigator をお使いの場合,ご利用の環境によっては表示された「お読みください」の画面が歴史年表の後ろに隠れてしまうことがあります。その場合は,Alt+Esc キーを押して「お読みください」の画面を表示させてください。歴史年表の [ウィンドウ表示] ボタンを押せば,年表と「お読みください」を同時に表示させることができます。
年表から検索された結果のウィンドウは,画面に表示したままで別の新たな検索を行なうことができます。これを繰り返して画面がいっぱいになってしまった場合,[結果を全部閉じる] ボタンをクリックすれば結果のウィンドウだけをすべて閉じることができます。
歴史年表を起動した最初には,ディスプレイ画面全体を使ってメニューや結果が表示されるようになっています。他のアプリケーションソフトウェアも一緒に使うときは,[ウィンドウ表示] ボタンをクリックすると,歴史年表のウィンドウが「元のサイズ」で表示されます。
- 元のサイズで表示されているときは,[ウィンドウ表示] ボタンが [全画面表示] ボタンに変わります。これをクリックすると,再び歴史年表が画面全体を使って表示されます。
ウィンドウ表示から全画面表示に変えるときは,そのとき開いていたウィンドウはすべて閉じられます(メインメニューを除く)。
歴史年表のデータおよび検索用ソフトウェアをハードディスクに移して使うことができます。
この歴史年表は,原則としてデータも検索用ソフトウェアも CD-ROM に置いたまま動作します。そのため,CD-ROM のドライブ装置があまり高速でない場合,起動や検索に多くの時間を要します。ハードディスクの容量に余裕があり,もっと高速に動作させたい場合にはハードディスクに移してご利用ください。
CD-ROM の歴史年表を使っている場合は,メインメニューに [ディスクへ複写] ボタンが表示されています。このボタンを押して,次の手順で歴史年表をハードディスクに複写してください。(いったんハードディスクに複写した歴史年表では [ディスクへ複写] ボタンは表示されません。)
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歴史年表をハードディスクに複写するときは,すべてのウィンドウが閉じられ,複写が完了した後は直ちに歴史年表が終了されます。
このことを確認するメッセージが表示されるので,[OK] ボタンを押します。
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この歴史年表の検索用ソフトウェアにはソフトヴィジョンで開発・販売している DBPro V4.5 を使っています。既に DBPro をご利用いただいている場合と,DBPro をご利用いただいていない場合とでハードディスクへのインストール方法が異なります。
既に DBPro V4.5 をご利用いただいている場合
- 歴史年表のデータと DBPro 上で動作する検索用ソフトウェアを含むサブフォルダ \history がハードディスクに複写されます。
- ハードディスクに複写した歴史年表を使うときは,複写した場所の \history\1histdb.dpo をエクスプローラで直接ダブルクリックしてください。
- インストールされている DBPro を起動してから \history\1histdb.dpo を実行しても歴史年表は使えますが,この場合,タイトルバーに表示されるアイコンは歴史年表のものではなく,DBPro のものになります。
- デスクトップなどに 1histdb.dpo の起動用ショートカットを作成する場合,同じフォルダにあるアイコンファイル shiro.ico を指定していただくと歴史年表のアイコンが表示されます。
- ショートカットの作成方法
- エクスプローラで \history フォルダを開き,1histdb.dpo をマウスの右ボタンでデスクトップなどにドラッグします。
右ボタンを離すとポップアップメニューが表示されるので [ショートカットをここに作成] を選びます。
- アイコンの変更方法
- 作成されたショートカットアイコンを右ボタンでクリックして [プロパティ] を選びます。
プロパティウィンドウで [ショートカット] タブを選びます。
[アイコンの変更] ボタンをクリックします。
アイコンの変更ウィンドウで [参照] ボタンを押します。
ハードディスクに複写した \history フォルダを開き,そこの shiro.ico を選びます。
開いている各ウィンドウの [開く],[OK],[OK] ボタンを順に押し,プロパティウィンドウを閉じます。
- 歴史年表をご利用いただくためにはバージョン 4.50.0.872 以降の DBPro が必要です。お使いの DBPro がそれより古い場合には,ソフトヴィジョンホームページから最新版をダウンロードするなどして,新しい DBPro を再インストールしてください。
DBPro V4.5 をご利用いただいていない場合
- DBPro のシステムと歴史年表のデータの両方がハードディスクに複写されます。指定した場所に二つのサブフォルダ \DBPro4 と \history とが作られます。DBPro システムとデータの両方が同じフォルダにないと動作しませんのでサブフォルダを移動したりしないでください。
- ハードディスクに複写した歴史年表を使うときは,複写した場所の \DBPro4\DBPro32.exe を実行してください。
- デスクトップなどに DBPro32.exe の起動用ショートカットを作成する場合,\history フォルダにあるアイコンファイル shiro.ico を指定していただくと歴史年表のアイコンが表示されます。(上記の「ショートカットの作成方法」,「アイコンの変更方法」を参照してください。)
- ハードディスクにコピーした DBPro は歴史年表を表示・検索するためだけに利用することができます。それ以外の目的で利用することはできません。
DBPro をご利用いただいている場合は [はい] ボタンを,ご利用いただいていない場合は [いいえ] ボタンを押してください。
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複写する場所を指定するウィンドウが表示されます。歴史年表を複写したいフォルダの名前を入力してください。ここで指定したフォルダの下にサブフォルダ \DBPro4 と \history(DBPro がインストールされている場合は \history のみ)が複写されます。
[参照] ボタンを押すと,既に存在するフォルダを選んで指定することができます。
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フォルダ名を入力して [OK] ボタンを押すと CD-ROM からハードディスクへの複写が始まります。
フォルダ名にエラーがあった場合などはフォルダ名指定ウィンドウに戻りますので,フォルダ名を入力しなおしてください。
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複写が完了すると完了メッセージが表示されます。
[OK] ボタンを押すと CD-ROM で動作していた歴史年表が終了します。
引き続き,ハードディスクに複写した歴史年表を使うときは,次のファイルを実行してください。
DBPro 4.5 をご利用いただいている場合: | 複写した場所の \history\1histdb.dpo |
DBPro 4.5 をご利用いただいていない場合: | 複写した場所の \DBPro4\dbpro32.exe |
ハードディスクに複写した歴史年表が不要になった場合は,複写したフォルダ \history と \DBPro4 とをフォルダごと削除してください。