ビュー属性ダイアログ
ビューの表題,元表など,ビューファイル全体に関する属性を指定します。
ビュー属性ダイアログは,ビューファイルの新規作成時にビュー種別指定ダイアログに続いて開かれる場合と,[属性]-[ビュー属性]コマンドで開かれる場合とがあります。
新規作成の場合,[元表]は必ず指定しなければなりません。
[属性]メニューのコマンドから呼ばれた場合は,それぞれ変更したい属性を変更します。
- ビュー種別
- このビューの種別が表示されます。変更することはできません。
新規作成のときは,[キャンセル]ボタンを押すとビュー種別指定ダイアログに戻りますので,そこで種別を変更することができます。
- 表題
- ビュー表のタイトルです。表題はファイルを開くダイアログの表題に表示されたり,印刷時のヘッダーなどに使用できます。
- 元表
- ビュー元表が第1元表から順に表示されます。
[追加]ボタンを押すとファイル選択ダイアログが開くので,元表を指定してください。カーソルがある位置の直前に挿入されます。
[削除]ボタンでカーソル位置の元表が削除されます。
[▲],[▼]ボタンで元表の順序を入れ替えることができます。
結合ビューの元表は,ベースになる元表を最初に指定し,キーによって結合される側を後から指定するようにしてください。結合される側に更に他の表からのレコードが結合される場合も,その二つの表の間で結合される側を後から指定するようにしてください。こうすることによって,レコードを照合するときに索引が利用されるので結合が速く実行されます。
- 第1元表の索引
- [ビュー種別]が結合のときだけ有効です。
ビューの評価(ビュー表の作成)は,第1元表を基準に行なわれます。結合ビューの場合は第1元表の各レコードに対して第2元表以降から結合されるレコードを探します。
したがって,結果のビュー表におけるレコードの順序は第1元表のレコード順序に左右され,[第1元表の索引]を指定しておくとビュー表のレコード順序を規定することができます。
- 同一レコード単一化
- ビューでは,元表からレコードを生成したとき,すべての項目の値が同じであるレコードが複数個できてしまうことがあります。それらについて一つだけ残し,他のレコードはビューの結果に含めないことを指示します。
- ナル同士は重複とみなす
- [同一レコード単一化]を指定したときにだけ有効です。ナルも同じと見なします。
- 強制結合(左外結合)
- [ビュー種別]が結合のときだけ有効です。
第2元表以降に第1元表のレコードに対応するレコードが見つからない場合でも結果の表にレコードを作成します。
- 注釈
- 作成者の覚書であって特に使うことはありません。
- ビュー編集中に必要となるような表属性でビュー属性には存在しないもの,たとえば[ナル値の扱い],[あふれ改行文字既定値]などは,第1元表の属性がそのまま利用されます。第1元表と異なる扱いにしたいときは,各項目属性で指定してください。
- [属性]-[ビュー属性]
- ビューの属性と登録情報