ファイル選択ダイアログ
さまざまな場面で処理対象のファイルを指定します。
ファイル選択ダイアログが使われる場面
ファイル選択ダイアログはさまざまな場面で使われます。それぞれの場面に応じてダイアログのタイトルバー表示が変わります。そして,それぞれの場面やヘルプ中の解説ではタイトルバーに表示される名前でファイル選択ダイアログを呼ぶことがあります。
また,ファイル選択ダイアログの下部にある [ファイル名の形式] は場面によって他のチェックボックスやオプションボタンに置き換わったり,表示されなかったりすることがあります。
ファイル選択ダイアログは,次のような場面で使われます。
- ファイルの場所
- 一つ上のフォルダへボタン
- 新しいフォルダの作成ボタン
- 一覧表示ボタン
- 詳細表示ボタン
- ファイル一覧
- ファイル名
- ファイルの種類
- 指定しようとするファイルの種類を指定します。ここで指定した種類のファイルだけが一覧表示されます。たとえば次のような種類のファイルを指定できますが,指定できるファイルの種類はこのダイアログを開いた場面によって異なります。開いた側の説明を参照してください。
- 表(*.dpt)
- カード(*.dpc)
- ビュー(*.dpv)
- 問合わせ(*.dpq)
- スクリプト(*.dpp)
- DPL(*.dpl,*.dpo)
- プログラム(*.dpp,dpl,dpo,exe,cmd,bat)
- テキスト(*.csv,*.txt)
- フォルダのみ
- すべてのファイル(*.*)
- 表題
- [ファイル名]に指定したファイルの表題(DBProファイルのとき),またはファイルの先頭部分(テキストファイルのとき)が表示されます。DBProファイルまたはテキストファイル以外のとき,および未だ存在しないファイルのときは何も表示されません。
- ファイル名の形式
- ダイアログを呼んだ側へファイル名をどの形式で渡すか指定します。次が選べます。
- ファイル名のみ
- 相対パス
編集中,再定義中など,呼んだ側の対象ファイルからの相対パスでファイル名が作られます。
- 絶対パス
ドライブ名やコンピュータ名を含めた絶対パスでファイル名が作られます。
[ファイル名の形式]は,[編集]-[入力補助]-[ファイル名] から開かれた場合などのように,ファイル名文字列取得のためにファイル選択ダイアログが使われたときだけ有効です。
- デバッグ用
- 実行形式保存ファイル名指定ダイアログとして開かれたときだけ表示されます。このチェックボックスをオンにすると,作成される実行形式ファイルをデバッグ用にします。[他]-[実行形式保存]:デバッグ用実行形式ファイル