セル訂正開始時ステートメント
セル訂正開始時に文字列置換にするか追加にするかを指定します。
形式
セル訂正開始時
[
置換
|
追加
]
パラメータ
置換
項目値全体を反転表示し,直後に入力した文字列と置き換わります。
追加
項目値全体が反転表示せず,直後に入力した文字列を後ろに追加します。
結果
$$OLDSTATE
セル訂正開始時ステートメント実行前のセル訂正開始時の状態(置換/追加)が
キーワード定数
として設定されます。
$$CMDSTATE
= 0
正常終了
解説
セルの文字列編集を開始したときに,項目値全体を反転表示するか,反転せずに文字カーソルを文字列の最後に置くかを指定します。パラメータを省略したときは,現在のセル訂正開始時の状態の取得のみを行ない,変更は行ないません。
現在のセル訂正開始時状態がシステム変数 $$OLDSTATE に設定されます。この値を別の変数に保存しておき,その変数をパラメータに指定して再びセル訂正開始時ステートメントを実行すれば,以前のセル訂正開始時の状態に戻すことができます。
セル訂正開始時の状態は,DPLが終了してもそのままです。他のDPLが後から状態を変更すると,そちらの設定が有効になります。
関連項目
各種設定ダイアログ:入力・編集に関する設定項目(その1)
DPLの構文
$$CMDSTATE一覧