各種設定ダイアログ

DBPro の動作や表示を規定するさまざまな設定を変更します。
目次
各種設定情報に関する共通項目
画面表示に関する設定項目
入力・編集に関する設定項目(その1)
入力・編集に関する設定項目(その2)
個別のコマンドや関数に関する設定項目
その他の設定項目

各種設定ダイアログ:画面ページ

各種設定情報に関する共通項目

設定情報を終了時に保存
通常,各種設定ダイアログで指定した情報は DBPro 終了時に DBPro 初期化ファイルまたは Windows のレジストリデータベースに保存され,次回 DBPro を起動したときに同じ状態に設定されます。[設定情報を終了時に保存]をオフにすると,DBPro 実行中に変更した各種設定ダイアログの情報をはじめ,各ダイアログのオプション情報なども保存されず,次回起動時も今回起動時と同じ状態に設定されます。

画面表示に関する設定項目

ツールバー表示
表示したいツールバーをチェックします。ツールバーの表示/非表示は,ツールバー上でマウスの右ボタンをクリックして指定することもできます。右ボタンでの指定もここでの表示に反映され,DBPro終了時には保存されます。DBProを再起動すると前回終了時と同じ状態で開始されます。
ツールバーのサイズ
ツールバーのボタンサイズを次から選びます。
自動判定画面の解像度に応じて大きさが決定されます。
小さいアイコン
中くらいのアイコン
大きいアイコン
ステータスバー表示
ステータスバーの表示/非表示を指定します。
ファイル名表示
ファイルウィンドウのタイトルバー,[ウィンドウ]メニューのウィンドウ名一覧などに表示される形式を次の中から指定します。
ファイル名のみ ファイル名だけを表示します。
ドライブ名付加 ファイル名の前にドライブ名を表示します。
パス名 ドライブ名,フォルダ名,コンピュータ名などを含むフルパスで表示します。
全画面表示時
ウィンドウを全画面表示にしたときに,データ本体以外で画面上に表示する要素をチェックします。
終了時の全画面表示を起動時に引き継ぐ
通常,DBPro を起動したときの画面サイズは,前回 DBPro を終了したときのサイズになります。ただし,前回終了時に全画面表示されていた場合,DBPro起動時に何もファイルが開かれていないとディスプレイ画面全体が背景色だけで塗りつぶされ,何も見えない状態になってしまいます。そのような状態を避けるために,全画面表示の場合だけは前回終了時の画面サイズを引き継がないようになっています。[終了時の全画面表示を起動時に引き継ぐ] をチェックすると,前回終了時の全画面表示状態を引き継ぐようになります。
編集ウィンドウ用標準フォント
表編集ウィンドウおよびカード編集ウィンドウに表示される項目やオブジェクトのうち,使用フォントが陽に指定されていない場合に使われるフォントを指定することができます。
ダイアログボックス用フォント
ダイアログボックス,メッセージボックス,#表引き関数で表示されるポップアップウィンドウなどで使うフォントを指定します。
画面更新間隔
画面を最新状態にするための再描画間隔を指定します。
表ファイルを同時使用しているときに,他の利用者が行なったデータの更新を自分が見ている画面に反映させるために画面を書き換える時間間隔のことです。長過ぎると変更を知るのが遅くなりますし,短か過ぎるとシステムのオーバーヘッドが大きくなり処理が遅くなります。また,自動的に画面を更新している間は DBPro の操作ができません。3 秒以上,60 秒までの値が指定できます。特に必要がない場合は長めの設定をお勧めします。
更新間隔を長く設定しているとき,[他]-[最新状態表示] を実行すると,その時点の状態で画面が更新されます。
図形項目描画
カード編集ウィンドウの図形項目オブジェクトを実際に描画するか否か指定します。オフにすると図形領域に図形ファイル名だけが表示されるため,より速く作業ができます。
画面表示サイズ補正ボタン
カードのオブジェクトや表示形式の項目表示幅などで指定した長さが,お使いのディスプレイで正しく表示されるようにするため,論理的に指定した長さと実際に表示される長さとのずれを補正します。画面表示サイズ補正ダイアログが表示されるので,そこに表示される十字の長さを実際に測定して入力します。

入力・編集に関する設定項目(その1)

各種設定ダイアログ:編集(その1)ページ
セル訂正開始時置換/追加
1セル訂正モードや連続訂正モードで,セルの文字列編集を開始するときの状態を指定します。
置換 文字列全体がハイライト表示され,そのまま文字入力すると新しく入力した文字列にすべてが置き換えられます。
追加 文字カーソルが文字列の最後に表示され,新しく入力した文字列が既存の文字列の最後に追加されます。
[入力補助] サブメニューの [直前値][ファイル名][初期値/選択入力][選択入力] などの機能を利用して表操作モードから項目値を入力する場合,入力される値が全体と置き換わるか,最後に追加されるかは,ここで指定した置換あるい追加のモードで決定されます。
文字列編集のフォント
標準フォント文字列編集モードでは,その項目やオブジェクトで指定されている表示用フォントに関わらず,編集ウィンドウ用標準フォントが使われます。
表示用フォント文字列編集モードでも,各項目やオブジェクトで指定されているフォントが使われます。
レコード挿入時カーソル位置
[編集]-[レコード挿入開始] でレコード挿入を開始するとき,レコード挿入中のキー入力 Ctrl+↓ で次のレコードを挿入するとき,またはカーソル移動方向が下の状態で Enter を押して次のレコードを挿入するとき,セルカーソルをどの項目に移動させるかを指定します。
先頭項目左端の項目に移動します。
現在位置そのときのカーソル位置の項目のままレコードを挿入します。
初期値だけのレコード挿入
レコード挿入中,新規レコードに初期値だけが入っているときに,[編集]-[レコード挿入終了] でレコード挿入を終えるときの動作を指定します。
捨てるそのレコードを破棄します
挿入するそのレコードを挿入して確定します
改行文字入力用キー
エディットボックスで改行コードの入力を Ctrl+Enter で行なうか Enter で行なうかを指定します。Enter を指定すると,Ctrl+Enter が通常の Enter キーの意味になります。
専有編集時の表引き対象表
編集のために表ファイルを専有で開くとき,その表の中で参照している表引き対象表を専有で開くか同時使用で開くか指定します。
専有で開くと排他制御が行なわれない分だけ高速になり,他の利用者の操作によって待たされたり内容が途中で変わることもなくなる反面,他の利用者はその表の編集はもちろん,その表を参照している表を開くこともできなくなります。
注:
DBPro V3 では元の表のオープンモードに関わりなく,表引き対象表は常に同時使用でオープンされていました。そのため,以前は専有でも開けていた表が V4 では他の利用者が表引き対象表を使っていると専有では開けなくなることがあります。その場合は,ここの設定を「同時使用」に変更するか,または表引き対象表の表属性で「常に同時使用」を指定しておけば,元表のオープンモードに関わりなく表引き対象表は同時使用で開かれます。
専有編集時のカードファイル
カード編集ウィンドウを専有で開くとき,その編集対象表は専有になりますが,カードファイルを専有にするか同時使用にするかを指定します。
カードファイルも専有で開くと排他制御が行なわれない分だけ高速になますが,他の利用者が他の表ファイルを編集するためにそのカードを使うことができなくなります。
挿入/訂正時計算項目スキップ
挿入モードや連続訂正モードでは,Enter や Tab でセルカーソルが移動しますが,計算項目スキップを指定すると,計算項目にはセルカーソルが停止せず次の基本項目まで移動します。
カード計自動再計算
カード編集中に項目値を入力/訂正したとき,自動的にカード計,グループ計の再計算を行ないます。→式オブジェクト
カード計やグループ計はいくつものレコードにわたってデータを参照するので,処理が遅くなることがあります。そのような場合は,カード計を自動計算させないようにできます。自動計算をオフにした場合, [他]-[最新状態表示] を実行すると,その時点での項目値をもとにして再計算されます。
レイアウトの拡大率でカード編集
カードレイアウト時の拡大率でカード編集するか否か指定します。
非アクティブウィンドウでのクリック
アクティブでないウィンドウをマウスでクリックした場合,そのウィンドウをアクティブにすると同時にクリック位置で指定される処理を実行するか,ウィンドウをアクティブにするだけで処理は行なわないかを指定します。

入力・編集に関する設定項目(その2)

各種設定ダイアログ:編集(その2)ページ
かな漢字変換自動制御
項目属性の [かな漢制御] で指定されている制御を表操作モード/文字列編集モードのいずれで行なうかを指定します。
表操作モードで行なう 表操作モードでだけ自動制御します
文字列編集モードで行なう 文字列編集モードでだけ自動制御します
両方のモードで行なう 文字列編集モードと表操作モードの両方で自動制御します
行なわない 一切の自動制御を行ないません。かな漢字変換システムのオンオフ等の制御はすべて利用者に任されます
ダイアログオープン時のかな漢字変換制御を行なう
ダイアログごとに決められているかな漢字変換システムのオンオフを行なうか否かを指定します。
カード移動のキー
カード編集時のカード移動/シート移動/レコード移動のショートカットキーを次から選びます。複数のシートをもたないカードではカード移動とシート移動は同じですし,表オブジェクトをもたないカードではカード移動とレコード移動は同じです。
PgUp/Dnでシート,Ctrlでカード,ShiftでレコードPageUp/PageDownキーで[前シート]/[次シート]が,Ctrl+PageUp/Ctrl+PageDownキーで[前カード]/[次カード]が,Shift+PageUp/Shift+PageDownキーで[前レコード]/[次レコード]が実行されます。以下,同様です。
PgUp/Dnでカード,Ctrlでシート,Shiftでレコード
PgUp/Dnでシート,Ctrlでレコード,Shiftでカード
PgUp/Dnでカード,Ctrlでレコート,Shiftでシート
PgUp/Dnでレコード,Ctrlでシート,Shiftでカード
PgUp/Dnでレコード,Ctrlでカード,Shiftでシート
初期値評価時の置換/追加
[編集]-[入力補助]-[初期値/選択入力]を実行したときに,項目値全体を置き換えるか,項目値の後ろに追加するかを指定します。
ハイライト状態による 実行前に項目値の一部がハイライトされていればその部分を置き換え,ハイライトされていなければ文字カーソルの位置に挿入されます。
置換必ず項目値全体を置き換えます。
追加項目値の最後に追加します。
元号なし2桁年の解釈
元号なし日付の年数が 0〜99 であるときに,指定された年を西暦,昭和,平成のいずれに解釈するかの判定方法を指定します。方法と共に,西暦/平成/昭和に解釈が分かれる境界となる年を[境界年]に指定します。[境界年]の解釈は判定方法によって異なります。ゼロは,いずれの判定方法によっても西暦2000年と解釈されます。
西暦 入力された元号なし2桁年を西暦20xx年または西暦19xx年と解釈します。
[境界年]には2000年代と1900年代の境界となる年を指定します。たとえば,2010 と指定すると,10 の入力は 2010年に解釈し,11 の入力は 1911年に解釈します。つまり,
  0 〜(境界年の下2桁)→ 西暦2000年代
  (境界年の下2桁+1)〜 99 → 西暦1900年代
を意味します。[境界年]に何も指定しないと +30,すなわち現在から 30年後までを西暦2000年代に解釈します。
和暦 入力された2桁年を平成,昭和,または西暦1900年代に解釈します。
[境界年]には平成と昭和の境界となる年を指定します。たとえば,30 と指定すると,30 の入力は平成30年に解釈し,31 の入力は昭和31年に解釈します。つまり,
  0 → 西暦2000年
  1 〜(境界年)→ 平成
  (境界年+1)〜 64 → 昭和
  65 〜 99 → 西暦1900年代
を意味します。[境界年]に 64 を越える値を入力すると昭和には解釈されません。[境界年]に何も指定しないと 99,すなわちゼロを入力したときの西暦2000年以外は常に平成に解釈されます。
自動 入力された2桁年を,その大きさによって西暦20xx年,平成xx年,昭和xx年または西暦19xx年と解釈します。
[境界年]には2000年代と平成,平成と昭和の境界を同時に指定します。たとえば,+6 と指定すると,入力作業をしている年から 6年後を西暦で表現した年を 2000年代と平成の境界,平成で表現した年を平成と昭和の境界として解釈します。具体的には,入力を行なっているのが西暦2000年(平成12年)であれば,
   0 〜 6 → 西暦2000年 〜 西暦2006年
   7 〜 18 → 平成7年 〜 平成18年
  19 〜 64 → 昭和19年 〜 昭和64年
  65 〜 99 → 西暦1965年 〜 西暦1999年
を意味します。[境界年]に何も指定しないと +6,すなわち上記の例のように解釈されます。
境界年
元号なし2桁年を解釈するときの境界となる年を指定します。次の範囲の数値を指定できます。
1 〜 99平成n年を意味します
2000 〜 2099 西暦n年を意味します
+0 〜 +99 現在からn年後を意味します
上記以外の値を指定した場合,省略したときと同じ意味になります。
西暦の境界年を平成で指定したり,和暦の境界年を西暦で指定してもかまいません。それぞれ,西暦,平成に変換したうえで解釈されます。
表操作モードで他アプリケーションに複写するとき
改行を他の文字に置き換えるか否か指定します。
DPL作成ウィンドウのレコード高さ
DPL作成ウィンドウでは,[他]-[高さ自動拡張] が指定されている場合にはステートメント中の全パラメータや注釈すべてが表示され,指定されていない場合には通常は先頭の1行だけが表示されます。[DPL作成ウィンドウのレコード高さ] を指定すると,[高さ自動拡張] を指定しない場合,またはデータ文字数が少なくて自動拡張されない場合に,そのレコードの高さを何行分にするか指定できます。

個別のコマンドや関数に関する設定項目

各種設定ダイアログ:コマンドページ
<最近使ったファイル>の表示数
[ファイル]-[<最近使ったファイル>]に表示される最大のファイル数を指定します。これを超える個数のファイル名は古いものから順に捨てられます。最大32まで指定できます。
<最近使ったファイル> に定義/編集の両方を表示
通常,同じファイルを定義ウィンドウで開いたり編集ウィンドウで開いたりした場合(DPLやスクリプトの場合は,作成ウィンドウと実行の両方で開いた場合),<最近使ったファイル> には後から使った方のウィンドウとしてだけ表示されます。このチェックボックスをオンにすると,同じ一つのファイルであっても定義と編集の両方で開くと両方のウィンドウとして表示されます。
項目検索/項目選択の初期値表示
[探す]-[項目検索]および[探す]-[項目選択]のときに,カーソル位置の項目値を探す値の初期値として設定します。
選択結果を同じウィンドウに表示
選択して得られた結果を新しいウィンドウに表示するのではなく,元になったウィンドウの表示を切り替えて同じウィンドウに表示します。ここでの指定は,簡易選択,項目選択,条件選択,範囲選択,重複レコード選択,単一化選択,補集合選択のすべての選択コマンドに対して有効ですが,項目選択,条件選択など,実行時にダイアログボックスが開くものについてはダイアログボックスでの初期状態としてだけの意味になります。ダイアログボックスで一度変更すると,以後はその状態が優先します。
同じウィンドウに表示された選択状態を元に戻すには[探す]-[選択解除]を実行します。
レコードがなくても空の選択ウィンドウを作る
通常は,探しているレコードが見つからなかったときはメッセージが表示されますが,ここで指定すると,メッセージが表示されずにレコードが一つもない選択ウィンドウが開きます。
カードでの下検索/上検索を V3 互換にする
表オブジェクトをもつカードの場合,V3 までは表オブジェクトの外ではカードの先頭レコードを表示することしかできなかったため,表オブジェクトの外で次検索/前検索を行なうと表示中のカードは検索対象とせず,次のカードから検索が開始されていました。これは,その項目に常に同じ値が入力されている場合はかえって好都合であり,何回も次検索/前検索を行なわないでも次のカードに移動できるという便利な側面がありました。
V4 からは表オブジェクトの外にカーソルがある場合でも1レコードずつ本来のカーソル位置のレコードが表示されるようになったため,下検索/上検索でも常に直前直後のレコードから検索されるようになりました。そのため,同じカード内に条件を満たすレコードがある場合には何回でも見つかるようになり,次のカードに移るまでに繰り返し下検索/上検索を実行しなければならなくなりました。
[カードでの下検索/上検索を V3 互換にする] を指定すると,表オブジェクトをもつカードの編集中に表オブジェクト外にカーソルを置いて下検索/上検索を実行すると,表オブジェクトに現在表示中のレコードは検索対象とはせず,その前後のレコードから検索が開始されます。表オブジェクトにカーソルを置いているとき,表オブジェクトをもたないカードのとき,および表編集ウィンドウでは常に直前直後から検索が開始されます。複数シートのカードで,あるシートにだけ表オブジェクトがあり,表オブジェクトがないシートで下検索/上検索を実行したときも(見えていない)表オブジェクトに表示中のレコードは検索対象にならないので注意してください。
文字列項目での正順/逆順整列ボタン
文字列型の項目にカーソルを置いてツールバーの正順整列ボタン 正順整列ボタン または逆順整列ボタン 逆順整列ボタン を押したときに,辞書順で整列するか文字符号順で整列するかを指定します。→[探す]-[整列]
整列状態変更時に同じレコードを表示
索引を切り替えたり,正順/逆順整列ボタンを押して整列状態を変更したときに,変更前と同じレコードにカーソルを置いておくか,先頭レコードに移動するかを指定します。
置換ダイアログの検索する値に初期値表示
[表操作]-[置換]を実行したときに,カーソル位置の項目値を置換ダイアログの[検索する値]として初期設定します。
表示幅自動調整での項目名幅
[表示]-[表示幅自動調整]を実行するときに,項目名の幅を考慮に入れて表示幅を決定するか否かを指定します。
考慮しない 項目の値の幅だけで表示幅を決定します。
値の幅があれば考慮する判定対象範囲の項目値の幅がゼロでなければ,項目名も全体が表示されるように調整されます。
値がなくても考慮する 判定対象範囲の項目値がすべてナルまたは空文字列であって,値の幅がゼロになる場合でも項目名が表示されるように調整されます。
DPL印刷の各項目幅
DPL作成ウィンドウでDPLプログラムを印刷するときの各欄の幅とその単位を指定します。[画面表示幅で印刷]を指定した場合,[レコード番号]以外の指定は無効になり,印刷実行時にDPL作成ウィンドウで表示されていた幅で印刷されます。[単位]には 文字,mm,inch,pt が指定できます。

その他の設定項目

各種設定ダイアログ:その他ページ
行頭禁則文字
行末禁則文字
表示形式オブジェクト属性で折返し表示のときの禁則処理が指定された場合の禁則対象文字を指定します。
自動実行ファイル
DBProを起動したときに最初に実行またはオープンされるファイルを指定することができます。ここに何も指定していない場合は,DBProのシステムプログラム DBPro32.exe と同じフォルダに Startup.dpl という名前の DPLファイルが存在すれば実行されます。さもなければ,何も実行されません。
テンプレート表
[ファイル]-[開く]コマンドで存在しない表ファイルの名前を指定したときに,自動的に作成する表ファイルのひな形になるファイルを指定することができます。ここに何も指定していない場合は,DBProのシステムプログラム DBPro32.exe があるフォルダの Template.dpt がひな形になります。
データフォルダ
複数の表やアプリケーションから表引きの対象となる共通データを置いておくフォルダを指定します。表引き関数で表引き対象ファイルを相対パスで指定した場合,その表引きを書いた表やDPLファイルからの相対位置に対象ファイルが存在しないと,ここで指定したデータフォルダからの相対パスとして表引き対象ファイルが探されます。DBProをインストールした直後は,インストール時に指定したデータ用フォルダ( DBProData )が設定され,郵便番号簿 svzip.dpt が置かれています。→#表引き#対話表引き
Shift+F10キーの機能
Shift+F10 キーは,DBPro V3.2 までは [ウィンドウ]-[表カード切替え]のショートカットキーに割り当てられていました。その後,Windows の標準としてポップアップメニューを開くキーとして割り当てられましたので,そのどちらを有効にするかを選ぶことができます。ちなみに,DBPro V.4 では [ウィンドウ]-[表カード切替え] は Shift+F11 にも割り当てられました。
終了時作業状態保存
DBPro終了時に開かれていたウィンドウを次回起動時に自動的に開きます。
表示形式が変更されたら
表編集ウィンドウで画面の状態を変更し,その状態を陽に表示形式に保存しないで表編集ウィンドウを閉じようとしたとき,使っていた表示形式にその変更を反映させるか否か指定します。
確認してから保存 反映させるか否かを利用者に問い合わせるメッセージが表示されます。
いつも保存問い合わせずにいつでも表示形式に保存します。
保存しない変更は表示形式に保存されません。
確認メッセージ
さまざまな場面で表示される警告や確認のためのメッセージを表示するか否か指定します。チェックしたグループのメッセージだけが表示されます。
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