ファイル属性ステートメント

指定されたファイルの属性を変更します。


形式

  ファイル属性<ファイル名>
, 読取り専用 = オフ | オン
, 隠しファイル = オフ | オン
, アーカイブ = オフ | オン
, 権限チェック = する | しない
, ファイル操作エラー = 継続 | 中止

パラメータ

<ファイル名>
属性を変更するファイルの名前を文字列式で指定します。実行中のDPLがあるフォルダからの相対パスまたは絶対パスで指定します。ワイルドカードも使えます。
読取り専用
隠しファイル
アーカイブ
それぞれ,Windowsのファイルシステムにおけるファイル属性をオン/オフします。省略すると現在の状態を変更しません。
オンそれぞれの属性をオンにします。
オフそれぞれの属性をオフにします。
権限チェック
指定したファイルがDBProのファイルである場合,属性を変更するためにはそのファイルの再定義権限をもたなければなりません。このパラメータで しない を指定すると,再定義権限をもたない利用者がプログラムを使っているときでもファイルの属性が変更できるようになります。
する再定義権限をもたない利用者は,ファイルの属性の変更はできません。(既定値)
しない再定義権限をもたない利用者でも,ファイルの属性が変更できます。
ファイル操作エラー
構文エラーなどではなくファイル操作が始まってからエラーがあったとき,その場でステートメントの実行を中止するか,そのファイルは無視して次のファイルがあればファイル操作を継続するかを指定します。ワイルドカードで複数のファイルを指定したときに,途中で実行を中止せずにすべてのファイルに対して処理することができます。
継続途中でエラーがあった場合でもステートメントの実行は継続され,正常終了します($$CMDSTATE=0)。
中止途中でエラーがあった場合はエラー終了します。(既定値)

結果

$$FILENAME属性を変更されたファイルの完全パス名が設定されます。
$$CMDSTATE= 0正常終了
= 101ファイル名が正しくありません
= 102指定されたファイルが見つかりません
= 103他の利用者によって表ファイルが使用されています
= 106再定義権限がないので変更できません
= 114使用中のファイルは変更できません

構造コマンドパラメータ
 ファイル属性$フォルダ+'WORK.TXT', 読取り専用=オン

解説

関連項目

→DPLの構文
→$$CMDSTATE一覧
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