は行 |
ファイルを閉じるときに,定義ウィンドウや編集ウィンドウで実行したファイル更新操作を無効にしてしまうこと。表ファイルに対して実行したデータ更新操作を廃棄できるのは,表属性にバックアップファイルの作成が指定してあるときだけです。
表の項目,カードおよびカードのオブジェクトに背景色を指定できます。それぞれ項目属性ダイアログ,カード属性ダイアログ,オブジェクト属性ダイアログで指定します。
表示・印刷する位置を,左寄せ,右寄せ,中央揃え,両端揃え;両端揃え/均等割付,均等割付;両端揃え/均等割付などと指定すること。
なんらかの操作を実行する前に,その操作の対象となる範囲を指定すること。文字列やセルをハイライトすると,その範囲が反転表示されます。カードレイアウトウィンドウでオブジェクトをハイライトすると,周囲にサイズ変更マークが表示されます。操作対象のハイライト
利用者が確かに本人であるかどうか確認するための秘密の文字列。DBProの起動時に,利用者IDと対にして入力します。利用者管理と権限
権限に関して何の制約も受けない状態,または何の権限もない状態。すなわち,ファイルに権限が設定されておらずに誰でも自由に参照・更新・再定義等ができる状態,または利用者名が指定されずにDBProが起動されている状態。利用者名を入力せずにDBProを使っている利用者をパブリックな利用者あるいはパブリック利用者と呼びます。
コマンドや状態設定の詳細な情報を指定する値のこと。
クリップボードという一時的な記憶領域に保存されているデータを指定の場所へ移すこと。[編集]-[切取り],[編集]-[複写] でデータがクリップボードに移されるので,それを [編集]-[貼付け] で別の場所へ移すと,データの移動や複写が完了します。他のアプリケーションへの貼込みや他のアプリケーションからの貼込みもできます。データ編集の基礎
ハイライトされているレコードだけを選び出して選択ウィンドウに表示すること,またはカード編集の場合は選択状態にすること。[探す]-[範囲選択] で指定します。
日本工業規格(JIS)C 6220「情報交換用符号」に規定されている文字に対するDBProでの呼び名。これに対し,JIS C 6226「情報交換用漢字符号系」に規定されている文字は,全角文字と呼びます。Windowsにおいては,これらの文字は必ずしも全角幅/半角幅で表示,印刷されるわけではありませんが,慣習に従ってこう呼びます。
表印刷のときに,用紙の天地左右の余白を除いた,実際に文字や図形が印刷される部分。印刷形式ダイアログ で指定します。カード印刷の場合はカードサイズと呼び,カード属性ダイアログ で指定します。
項目の値を(存在していても)表印刷で印刷しないこと。表示幅をゼロとはせずに内容を見せない印刷をしたいときに利用します。項目属性として指定します。表示形式ダイアログ(印刷2ページ)
二つの値の大小関係または前後関係を検査するための演算子。文字列,数値,日付,時刻,年月間隔,日時間隔のそれぞれに大小比較演算子があり,さらに文字列データに対しては辞書順比較演算子と基本つづり比較演算子があります。比較式
DBProの強制結合に対応するリレーショナルデータベース理論における用語。結合するときに,第1元表のレコードに結合すべき対応するレコードが第2元表に存在しない場合でも,結果のビューに第1元表のレコードに対応するレコードを残すような結合の仕方をいいます。操作ミス,未入力などの原因により,元表の情報が欠落してしまわないように指定します。ビュー属性
年,月,日の日付を表わすデータ型。紀元前4713年1月1日から紀元9999年12月31日までの日付を表わせます。日付の表現や入力には,西暦,元号,月の英語名,省略形などが使えます。年月間隔型や日時間隔型のデータと組み合わせて,さまざまな日付計算や時間計算が行なえます。式の構文
DBProで扱うビューには次の種類があります。新規作成時にビュー種別指定ダイアログで指定します。
ビューの種別,元表,ビュー表の形(項目の順序,レコード選択条件など)を決めて,ビューファイルを作成すること。また,作成されたそれらの情報のこと。ビュー,ビュー定義ウィンドウ
ビューを作成するための元のレコードが入力されている表。ビュー元表から結合ビューまたは集合演算ビューが生成できます。最大20個の元表が指定できます。元表は,ビューファイルと同じフォルダに存在しなければなりません。
対象オブジェクトのツリーでの順序をそれぞれシート内で表示順(奥/手前)にします。表オブジェクト内オブジェクトは,表示順では必ず連続しています。表オブジェクトの外のオブジェクトと混在させることはできません。また,ラベルになっている文字列オブジェクトも必ず親オブジェクトの下位になります。
表示形式やオブジェクト属性として指定する網かけの模様の色の一つで,Windowsのコントロールパネル:カラーで設定されている「ウィンドウテキスト」の色。標準文字色と同じです。
DBProであらかじめ決められている印刷形式。この印刷形式を使えば,特に印刷形式を作成しなくても表印刷ができます。この印刷形式での項目幅は,画面上で設定されている幅がそのまま使われます。
項目属性やオブジェクト属性として指定する背景色の一つで,Windowsのコントロールパネル:カラーで設定されている「ウィンドウバックグラウンド」の色。
表ファイルが必ずもっている表示形式。表を新規作成したときに,項目属性に従って作成されます。標準表示形式も他の表示形式と同じように変更でき,変更された値は表を再定義するときに定義情報に反映されます。また,表定義を変更すると,標準表示形式も変更されます。
組込み関数 #標準偏差 または #母標準偏差 で計算される値。#標準偏差は,データが母集団の標本であるとして,次の計算をします。
#母標準偏差 は,データが母集団そのものとして次の計算をします。
文字を表示するときの色の一つで,Windowsのコントロールパネル:カラーで設定されている「ウィンドウテキスト」の色。標準網色と同じです。
表編集ウィンドウ,カード編集ウィンドウ,表定義ウィンドウ,ビュー定義ウィンドウまたはDPL作成ウィンドウで,セル単位またはレコード単位で編集するときの状態。セルカーソルが表示され,表全体,ビュー全体に対するコマンドなどが選べます。表操作モードに対して,文字列編集モードでは,あるセルの中の文字列の編集を行ないます。
表,カード,ビュー,スクリプト,それぞれに表題を付けられます。表題は,ファイル選択ダイアログでのファイル一覧に表示されたり,表印刷,カード印刷の用紙のタイトルとして使われたりします。
表の名前,項目名,各種属性を設定して新しい表を作ること,また,表に設定されたそれらの情報。[ファイル]-[新規作成/定義変更] で表定義ウィンドウを開いて定義します。
なんらかの値をキーにして別の表のレコードを検索し,そのレコードの項目値を取り出すこと。組込み関数 #表引き または #対話表引き で実行します。自動的に値を取り出す方法と,候補を表示して利用者に選択させる方法(対話表引き)とがあります。
項目とレコードが縦横に並んだ,本来の表の形で表ファイルのデータを参照・編集すること。単に表ファイルやビューファイルを指定してオープンすると,表編集ウィンドウが開きます。表編集に対してカード編集では,1画面に1レコードが表示されるカードのような形式で表ファイルを参照・編集します。表,表定義ウィンドウ,表編集ウィンドウ
表の名前は,その表が格納される表ファイルの名前そのものになります。したがって,表名はMS-DOSやネットワークOSのファイル名として許されている形式でなければなりません。
[開く]メニューには,[ファイル]-[開く] と [編集]-[<オブジェクトメニュー>]-[開く] の2つがあります。
外部記憶装置 (主にハードディスク) 中の限定された記憶領域およびそこに格納されたデータのことをいい,通常はDBPro終了後も永続的に存在し続けるデータの集まり。データベースのデータおよびその関連情報は,表ファイルを中心としたいくつかのファイルに格納されます。フォルダ/ファイル一覧
Windows の一つのアプリケーション全体に割り当てられるアプリケーションウィンドウに対して,アプリケーションウィンドウの中でファイル,文書など,個々のデータに対応して表示されるウィンドウのこと。ファイルウィンドウが切り替わると,メニューバーやアイコンバーの内容も変わります。
ファイル名を値としてもつためのデータ型。ファイル型の項目は,多くの場合に文字列型と同様に扱われますが,次の場合にファイル型固有の処理が行なわれます。
DBProには他アプリケーションのデータファイルとDBProの表ファイルとの間で相互にファイル変換するためのプログラムが添付されています。表ファイルへの変換は,オープンダイアログで他アプリケーションのデータファイルを指定するだけで自動的に行なわれます。表ファイルからの変換は,DBProとはまったく独立に DBPCNV.EXE を起動して行ないます。DPL中ではファイル変換コマンドによってファイルコンバータを利用できます。
DBPro V4 のファイルバージョンは 4.0 です。以前のバージョンのファイルはそのままでは使えません。ファイルコンバータで V4 のファイルに変換するか,はじめて V4 で開くときに変換してお使いください。旧バージョンをお使いの方へ
ファイル選択ダイアログにおいてファイル一覧を表示するときに,特定のファイルだけを選ぶための種別。たとえば,次のようなものがあります。
データベースのレコードを区切る単位で,DBProでは項目と呼ばれます。
あるウィンドウ,ダイアログ中の項目などが操作対象になっているとき,そのウィンドウや項目に「フォーカスがある」といいます。ほとんどのキーボード入力やメニューコマンドの操作対象は,フォーカスがあるウィンドウ,ダイアログの項目になります。
カード編集ウィンドウのあるオブジェクト領域にカーソルがあるとき,そのオブジェクトにフォーカスがあるという場合があります。DPLのカーソル移動ステートメントはレコードを移動しますが,フォーカス移動ステートメントは同じカード内でオブジェクトを移動します。カーソル移動ステートメントで移動できるのは項目オブジェクトだけですが,フォーカス移動ステートメントでは式オブジェクトやデータオブジェクトにも移動することができます。
フォント名とフォントサイズの対に付けられた番号。各表ごと,および各カードごとに画面用フォントが 1 番から 9 番まで,各印刷形式ごと,およびカードの用紙設定に印刷用フォントが同じく 1 番から 9 番まで設定できます。フォント
表印刷,カード印刷において,全ページの用紙下端に印刷される文字列。ページ番号や,日付などを印刷するための機能文字を含めることができます。印刷形式ダイアログ または カード属性ダイアログ で指定します。
フッターが印刷される位置を印刷形式で指定することができます。印刷形式ダイアログ:用紙ページ
mm (ミリメートル),inch (インチ) または pt (ポイント=1/72 インチ) のこと。DBProでは,これらの単位のうちのいずれか一つを長さ指定の単位として指定できます。DBPro で長さ指定を行なう場面のうち幾つかの場所では物理単位の他に文字数またはピクセル数が指定できます。
年賀状作成ソフトとして単体で使用できる他に,DBPro で電話番号を入力し,筆円陣の CD-ROM に収められた約4,000万件の全国電話帳データベースから郵便番号,住所,会社名またはヨミガナを含む氏名を検索することができます。なお,DBPro から筆円陣の電話帳データを検索するだけであれば筆円陣のインストールは不要です。
文字スタイルの一つ。項目やオブジェクトの文字を太く(Bold で) 表示・印刷します。表では 表示形式ダイアログ,カードレイアウトでは オブジェクト属性ダイアログ,などで指定します。
文字列型項目の値が,指定した特定の文字列パターンを含んでいること。組込み関数 #部分一致 の引数にワイルドカードを含む文字列パターンを指定します。検索や選択のダイアログでは [一部に含む] ボタンを選ぶと部分一致探索のための条件が自動的に入力できます。比較式
DBProの整列機能には辞書順;辞書順比較で並べる機能があります。しかし,この機能はひらがな,カタカナ,英字などは正しく並べられますが,漢字についてはよみが分からないために正しく並べることができません。漢字の場合でも正しく並べるためには,別の項目にふりがなを入力し,そのふりがなの項目で整列させなければなりません。#よみ,#ヨミ,かな漢制御
プリンタ自身がもっている印刷用のフォント。プリンタによってたくさんのフォントをもっているものやまったくフォントをもっていないものなどがあります。
フォント設定ダイアログで [印刷可能フォント] チェックボックスをオンにすると,プリンタフォントを含めて,プリンタで使用可能なすべてのフォントが [フォント] リストボックスに表示されます。プリンタフォントは (PR) の文字で示されます。リストボックスに表示されるプリンタフォントは,そのとき Windows に設定されている「通常使うプリンタ」,またはフォント設定の対象となっている印刷形式の設定プリンタに対するものです。
一つのウィンドウをディスプレイ画面全体を使って表示すること。最大表示ボタンをクリックするとフルスクリーン表示 (全画面表示) になります。また,DPLのウィンドウ表示ステートメントでもフルスクリーン表示にすることができます。
印刷したときの出力結果をあらかじめ画面で確認すること。[ファイル]-[印刷プレビュー] を選ぶか,印刷ダイアログの [プレビュー] チェックボックスをオンにするか,プレビューアイコンをクリックすると,プレビューを見ることができます。全体的な配置などは確認できますが,実際の印刷出力ほどはきれいに表示されません。
Windowsアプリケーションのアプリケーションウィンドウをアイコン化したときの絵図形。
DBProの表ファイルで管理しているデータを他のアプリケーションソフトで表示・編集するために,DBProから直接それらのアプリケーションを起動すること。項目属性の起動プロセスとして起動すべきアプリケーションの名前とパラメータの形とを登録しておけば,表編集中またはカード編集中に [他]-[プロセス起動] を選ぶと,そのアプリケーションが起動されます。
表ファイルとビューファイルの内部的な分割単位で,大きなページサイズを指定すると定義できる項目数も多くなります。
ページサイズの指定は,表またはビューの新規作成と表再構成のときに指定することができます。
項目値の平均を計算するには,次の方法があります。
表印刷,カード印刷において,全ページの用紙上端に印刷される文字列。ページ番号や,日付などを印刷するための機能文字を含めることができます。印刷形式ダイアログ または カード属性ダイアログ で指定します。
ヘッダーが印刷される位置を印刷形式ダイアログで指定することができます。印刷形式ダイアログ:用紙ページ
ファンクションキーの F1 を押してください。ヘルプについての説明が表示されます。
Shift+F1 を押してからマウスポインタでコマンドを選んだり,ウィンドウの特定の部分をクリックすると,そのコマンドやウィンドウの要素の説明が表示されます。
ダイアログボックスで [OK],[キャンセル] の下にある [ヘルプ] ボタンを押すと,そのダイアログボックスについての説明が表示されます。ダイアログボックス中の個々のパラメータに関する説明を読みたいときなどに押してください。
ファイル内変数と,DPL中の変数や式の中で一時的に使用する変数があります。
V4から定義できるようななったファイル内変数のデータを表示するです。DPL中の変数や,式の中で一時的に使用する変数(いずれも $ で始まる変数名をとる変数)とは関係ありません。
ファイルにデータを書き込むこと。作業を終了してファイルをクローズするときに保存する場合と,作業途中の状態であっても経過を確実にファイルに反映させるために更新データをファイルに保存する場合とがあります。[ファイル]-[上書き保存]
カードにボタンを配置し,そのボタンを押したときに実行される機能を割り当てることができます。ボタンに表示される文字または図形によって次の2種類があります。
は行 |