#切上げ(<数値>[, <桁位置>, <桁数>])
数値の切り上げをします。
- #切上げ(<数値>[, <桁位置>, <桁数>])
- #切り上げ(<数値>[, <桁位置>, <桁数>])
- #CEIL(<数値>[, <桁位置>, <桁数>])
- #切上げ2(<数値>[, <桁位置>, <桁数>]) (V4.5追加)
- #切り上げ2(<数値>[, <桁位置>, <桁数>]) (V4.5追加)
- #CEIL2(<数値>[, <桁位置>, <桁数>]) (V4.5追加)
- <数値>
- 切り上げる数値を与えます。
- <桁位置>
- 切り上げる桁位置を与えます。省略したときは0とみなされます。
- <桁数>
- 切り上げを判定するための桁数を与えます。桁位置の次の桁からの桁数になります。省略したときは1とみなされます。
-
#切上げ(123.456, 1) | → | 123.500 |
#切上げ(123.456, 0) | → | 124.000 |
#切上げ(123.456, -1) | → | 130.000 |
#切上げ(-123.456) | → | -123.000 |
#切上げ2(-123.456) | → | -124.000 |
- <数値> を <桁位置> で示される桁位置で切り上げます。<桁位置> が 0 のとき,小数点以下第 1 桁を切り上げます。<桁位置> が正の値 n のとき,小数点以下第 (n+1) 桁を切り上げます。<桁位置> が負の値 -n のとき,第 n 桁を切り上げます。<桁位置> を省略したときは 0 とみなされます。
- <桁数> は,切り上げの判定を,指定した桁だけではなく複数の桁で行ないたいときに指定します。たとえば,次のような具合です。
#切上げ(1.02, 0) | → | 1 |
#切上げ(1.02, 0, 2) | → | 2 |
<桁数> に 0 を指定すると,<桁位置> 以下の全桁がゼロかどうかで切り上げが起こります。実数などを用いた計算誤差が含まれていると,思わぬ切り上げが起こる可能性があるので注意してください。
- 切り上げは,数値が大きくなる方向で起こります。絶対値での切り上げではありません。
- #切上げ2 は,負の数に対して絶対値で切り上げを行ないます。正の数のときは #切上げ と同じです。
- 切り上げた結果を返します。結果の型は <数値> と同じです。
- #四捨五入
- #切捨て