#ファイル名([<カーソル>, <対象表フラグ>])

現在のファイル名，または指定したカーソルが指すファイルの名前を求めます。この関数は集計式では使えません。

構文

#ファイル名([<カーソル>, <対象表フラグ>])

#FILENAME([<カーソル>, <対象表フラグ>])

引数

<カーソル>

DPL 中でのみ指定することができ，ファイル名を求めたいカーソルを与えます。省略されているときはカレントカーソルとみなされます。

<対象表フラグ>

対象ファイルがカードファイルのとき，1 を指定するとカード対象表のファイル名を求めることができます。0 を指定したときはカードファイル名を求めます。省略したときは，DPL 中では 0 を，そうでないときは 1 を指定したとみなされます。

解説

• 単一式中では現在の対象のファイル名を求めます。DPL 中では，<カーソル> で示されるファイル名を求めます。

戻り値

• ファイル名を文字列型で返します。<カーソル> が未使用のときは空文字列を返します。対象ファイルが対象表なしカードファイルで，<対象表フラグ> が 1 のときも空文字列を返します。

関連項目

#ファイル名検査

#ファイル名分解

#絶対パス

#相対パス