#最終値([<項目名>, <失敗値>, <索引名>])
表の最終レコードの指定された項目の値を求めます。この関数は,集計式,ビュー結合条件式では使えません。
- #最終値([<項目名>, <失敗値>, <索引名>])
- #LASTVAL([<項目名>, <失敗値>, <索引名>])
- <項目名>
- 対象となる項目名を与えます。省略したときは現在の項目が対象になります。
- <失敗値>
- 表が空のときに返す値を与えます。<項目名> のデータ型と同じデータ型でなければなりません。
- <索引名>
- 最終値を取得するとき使用する索引名を文字列で指定します。索引名が省略された場合は,整列解除状態での順番となります。
- [番号] という整数型項目に項目初期値式として次のように指定すれば,昇順のレコード番号風に使えます。
- 表中の最終レコードの <項目名> で指定された項目の値を取得します。索引が指定された場合はその索引順での最終レコードを対象とします。索引を使用したくない場合は索引名を省略します。その場合は整列解除状態での最終レコードを対象とします。選択中でも表全体が対象となります。
- <項目名> に,別の表へのファイル名修飾をして OTHER.[X] のような指定はできません。DPL 中では,カーソル修飾して @CURSOR.[X] のように項目を指定することができます。カーソル修飾されていないときはカレントカーソルで示される表に含まれる項目とみなされます。
- 最終のレコードの <項目名> の値を返します。表が空のときは <失敗値> を返します。<失敗値> が指定されていないときはナルを返します。
- <項目名> を省略した場合,特定の項目に関連付けられていない場面 (DPLなど) ではナルを返します。
- 対象が選択表でも,その元表の最終値が求まります。
- #先頭値
- #直前値