#直前値([<項目名>, <失敗値>])
直前のレコードの項目値を求めます。この関数は,集計式,併合更新式,ビュー結合条件式,ビュー計算項目では使えません。
- #直前値([<項目名>, <失敗値>])
- #PVAL([<項目名>, <失敗値>])
- <項目名>
- 直前値の対象となる項目名を与えます。省略したときは現在の項目が対象になります。一時項目,仮想項目,式オブジェクトを指定することはできません。
- <失敗値>
- 対象レコードが先頭レコードのときに返す値を与えます。<項目名> のデータ型と同じデータ型でなければなりません。
- 単一式中では現在のレコードの直前のレコードの <項目名> で示される項目の値を求めます。
- <項目名> に,別の表へのファイル名修飾をして OTHER.[X] のような指定はできません。DPL 中では,カーソル修飾して @CURSOR.[X] のように項目を指定することができます。カーソル修飾されていないときはカレントカーソルで示される表に含まれる項目とみなされます。
- 表が整列されているときは,その順番で直前値を求めます。
- 対象レコードの直前のレコードの <項目名> の値を返します。対象レコードが先頭レコードのときは <失敗値> を返します。<失敗値> が指定されていないときはナルを返します。
- <項目名> を省略した場合,特定の項目に関連付けられていない場面 (DPLなど) ではナルを返します。
- #初期値
- #先頭値