#数値(<値>)
#数値(<文字列>[, <基数>])
#数値(<日付>[, <時刻>])

値を算術型に変換します。


構文

#数値(<値>)
#NUM(<値>)

#数値(<文字列>[, <基数>])
#NUM(<文字列>[, <基数>])

#数値(<日付>[, <時刻>])
#NUM(<日付>[, <時刻>])

引数

<値>
数値に変換したいデータを与えます。
算術型<値> を数値型に変換します。これは,整数型や実数型などのデータを強制的に数値型にするときに利用します。
時刻型<値> を 00:00:00 からの秒数に変換して数値型として返します。
年月間隔型<値> を月数に変換して数値型として返します。
日時間隔型<値> を秒数に変換して数値型として返します。
<文字列>
数値表現文字列を与えます。数値型に変換されます。数値型で表現できないくらい大きな数や小さな数のときは実数型に変換します。
<基数> が指定されているときは,その値を基数とするn進数文字列を与えます。
<基数>
<文字列> をn進数文字列として解釈するための基数を与えます。ゼロまたは 2〜36 が指定できます。省略すると十進数として解釈されます。
ゼロを指定すると,<文字列> 中に含まれる最初のアラビア数字列を整数に変換します。数字が含まれないときはナルになります。
<日付>
日付型データを与えます。ユリウス日を表わす整数値に変換されます。
<時刻>
<日付> とともに時刻型データも与えると,小数点以下に時刻をもつユリウス日時に変換され,実数型の値が返ります。正子 (00:00:00) のとき 0.0,正午 (12:00:00) のとき 0.5 です。<日付> を省略して #数値(, TIME'10:30') などとしたときは 1.0 未満の値が返ります。

#数値(#日付('1992/10/1'))2448897(ユリウス日)
#数値(X'A0')160
#数値(B'110')6
#数値(1.5E3)1500
#数値('64')64
#数値('64', 16)100
#数値('浅草橋 3-24-8', 0)3
#数値('浅草橋')#ERR

戻り値

関連項目

→#文字列
→#整数
→#実数
→#秒
→#年月間隔
→#日時間隔
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