#レコードマーク([<カーソル>])

レコードマークが付いているかどうか調べます。集計式，ビュー結合条件式，ビュー計算項目では使えません。

構文

#レコードマーク([<カーソル>])

#RECMARK([<カーソル>])

引数

<カーソル>

DPL 中でのみ指定することができ，レコードマークの状態を調べるカーソルを与えます。省略されているときはカレントカーソルとみなされます。

例

レコードマークが付いているレコードを選択するには，次のような式を使って条件選択を行ないます。

#レコードマーク

解説

• 単一式中では現在のレコードにレコードマークが付いているかどうかを調べます。DPL 中では，<カーソル> で示されるレコードについて調べます。

戻り値

• レコードマークには，通常のレコードマークの他に，外部データベース接続中の問合わせ表の更新レコードマークや，挿入レコードマークがあります。更新レコードマークや，挿入レコードマークは，通常のレコードマークが同時に付くことがあるので，戻り値は次の和を整数型で返します。何もレコードマークが付いていないときは 0 を返します。

  1	通常のレコードマークが付いています
  4	更新レコードマークが付いています （V4.5追加）
  8	挿入レコードマークが付いています （V4.5追加）

• たとえば，挿入レコードマークが付いているかどうかは次のように判定します。

  #AND(#レコードマーク, 8)

• 更新レコードマークと挿入レコードマークが同時に付くことはありません。

関連項目

#レコードマーク設定