#レコードマーク設定(<設定/解除>[, <カーソル>])
レコードマークを付けたり消したりします。この関数は,置換式,併合更新式および DPL 中でだけ使えます。
構文
#レコードマーク設定(<設定/解除>[, <カーソル>])
#SETRECMARK(<設定/解除>[, <カーソル>])
引数
<設定/解除>
レコードマークを設定するか解除するかを指示します。1 ならレコードマークを設定し,0 なら解除します。
<カーソル>
DPL 中でのみ指定することができ,対象となるレコードを示すカーソルを与えます。省略されているときは
カレントカーソル
とみなされます。
例
すべてのレコードマークを解除する場合には,次のような式を使って置換を行ないます。
#レコードマーク設定(0)
所属が営業部のレコードにレコードマークを付ける場合には,次のような式を使って置換を行ないます。
#条件([所属]='営業部',#レコードマーク設定(1))
解説
<設定/解除> に 1 を指定すると,単一式中では現在のレコードにレコードマークを設定します。<設定/解除> に 0 を指定するとレコードマークを解除します。それ以外の値については効果を保証しません。DPL 中では,<カーソル> で示されるレコードが対象となります。
戻り値
この関数が実行される前のレコードマークの状態を整数型で返します。値は 0 または 1 です。
関連項目
#レコードマーク