#時刻([<値>])
#時刻(<整数時>, <整数分>, <整数秒>)

現在時刻を求めたり，文字列や数値から時刻型データに変換します。

構文

現在時刻を求める形式

#時刻

#TIME

時刻型への型変換の形式

#時刻(<時刻文字列>)

#TIME(<時刻文字列>)

#時刻(<ユリウス日時>)

#TIME(<ユリウス日時>)

時分秒から時刻を生成する形式

#時刻(<整数時>, <整数分>, <整数秒>)

#TIME(<整数時>, <整数分>, <整数秒>)

引数

<時刻文字列>

時刻型にしたい文字列型の値を与えます。TIME '<時刻文字列>' と同じ結果が返ります。

<ユリウス日時>

算術型の値を与えます。ユリウス日時として解釈され，その小数点以下の部分が 24時間を 1 として時刻型に変換されます。0.0 が正子 (00:00:00)，0.5 が正午 (12:00:00) です。整数部分は無視されます。

<整数時>

時を表わす整数値を与えます。

<整数分>

分を表わす整数値を与えます。

<整数秒>

秒を表わす整数値を与えます。

例

#時刻('3時40分')	→	3時40分0秒
#時刻('4:15:30')	→	4時15分30秒
#時刻('2-30')	→	2時30分0秒
#時刻(0.875)	→	21時0分0秒
#時刻(3, 40, 0)	→	3時40分0秒
#時刻(4, 15, 30)	→	4時15分30秒

解説

• 時分秒から時刻を生成する形式で，0〜23時，0〜59分，0〜59秒の範囲外の値を与えると，前日／翌日の時刻，前の時／分，次の時／分などにまたがってカウントした時刻が返ります。たとえば，

  #時刻(25,0,0)	→	1時
  #時刻(12,0,-3600)	→	11時

  などとなります。

戻り値

• それぞれの形式に応じた時刻を返します。

関連項目

#日付

#時

#文字列