[編集]-[レコード追加開始] Shift+Ctrl+F3
現在のカーソル位置に関わらず,表の末尾(表編集の場合)またはグループの末尾(カード編集の場合)でレコード挿入を開始します。
- 表に新たにレコードを挿入する場合,[編集]-[レコード挿入開始] では現在のカーソル位置にレコードを挿入します。
これに対し,[レコード追加開始] では最初にカーソルを表の末尾に移動し,そこでレコード挿入モードが開始されます。ただし,グループ項目が指定してあるカードの場合にはグループ末尾に追加します。
- 次のような場合に [レコード追加開始] を使うと便利です。
- レコードを入力した日付・時刻順に並べて挿入したい
- 1枚の伝票に含まれるレコードの最後に追加したい
- 最終レコードの項目値を [編集]-[入力補助]-[直前値] などで利用したい
- [レコード追加開始] の動作は,カーソルを表の末尾やグループの末尾に移動してから [編集]-[レコード挿入開始] するのとまったく同じです。ただし,表オブジェクトの [縦スクロール] が「ページめくり」の場合にはグループ末尾にカーソルを移動できないことがありますが,その場合でも [レコード追加開始] コマンドではグループ末尾にレコードを挿入することができます。
- グループ項目が指定してあるカードでの [レコード追加開始] は,同じグループのレコードを追加します。表オブジェクトがあるカードでのレコード挿入
- [編集]-[レコード追加開始] を選びます。ただちに,表の末尾またはグループ末尾にカーソルが移動し,レコード挿入モードになります。
以後は,[編集]-[レコード挿入開始/終了] コマンドとまったく同じです。
- レコード挿入モードを終了するときは,[編集]-[レコード挿入終了] を使います。
- 連続してレコードを挿入する [レコード挿入開始] に対応して,1レコードだけ挿入したら表操作モードに戻る [1レコード挿入] コマンドがあります。これに対して,[レコード追加開始] に対応する [1レコード追加] コマンドはメニューに用意されていません。しかし,カードのボタンに割り当てられるコマンドや,DPL の対話編集ステートメントの初期状態としては1レコード追加の機能が用意されているので,カード上や DPLプログラムでは利用することができます。
- [編集]-[レコード挿入開始]
- [編集]-[1レコード挿入]