集計ウィンドウで,集計レコードだけ通常の項目と別の書式で表示したいことがあります。
社員名 | 日付 | 金額 |
---|---|---|
佐藤 | 1/5 | 1521 |
佐藤 | 1/6 | 903 |
佐藤 | … | |
佐藤 | 合計 | \132,035 |
鈴木 | 1/5 | 1705 |
鈴木 | 1/6 | 2050 |
鈴木 | … | |
鈴木 | 合計 | \184,201 |
… |
このようなときは,集計定義に次のような式を指定します。
#文字列(#合計([金額]), '\#,##0') |
この例では #文字列 関数を用いて書式を設定した文字列データを数値型の項目に表示しています。また日付型の項目に文字列型のデータである「合計」の文字を表示しています。画面の表示では問題ありませんが,この集計ウィンドウから表に書き出す場合は,データ型が異なることになり,そのまま書き出せないことにご注意ください。