年賀状を出したい人の住所の書かれている紙の住所録を用意してください。ここがいちばんの正念場です。一度入れてしまえば、あとは楽勝です。気楽に行きましょう。
名無権兵衛さんの情報が入力されているので、どういうことが書かれているのかざっと観察しておいてください。ごく一般的なことが書かれていますね。
宛名印刷で必要なのは、[名前]、[〒]、[住所] の3項目です。他はとりあえずは必要ありませんが、めんどうでなければ入力しておきましょう。[よみ] は、名前順に並べたりするときに必要なので、直接は必要なくてもちゃんと入力してください。[連名] は、入力されていれば宛名に一緒に印刷されます。
まず、赤の他人の名無権兵衛さんのレコードを削除します(1行の情報をレコードと言います)。
レコード左端をクリックして、レコード全体をハイライト(地が反転します)します。
[編集] メニューから [レコード削除] を選びます。
確認のダイアログが出たら [OK] をクリックします。これで名無権兵衛さんのレコードはなくなります。
f・3キーを押してください。または [編集] メニューから [レコード挿入開始] を選んでください。
次のようにレコード入力が可能な状態になります。
ウインドウの右下には、挿入状態であることが表示されています。
いよいよ、レコードの入力です。間違ってもすぐに元に戻せるので、気軽に入力してください。
名前は、「名無 権兵衛」のように、姓と名を空白で区切って入力します。かな漢字変換を適当に行なって、Enterを押すと、セルカーソル(項目を囲んでいる太線で、何か入力するとそこに入ります)が [よみ] に移動して、今入力した名前の読みが自動的に入力されます。
[よみ] には、かな漢字変換を繰り返すと上のようにあまり正しくないものが入力されることがあるので、そういうときは訂正してください。
[連名] は、入力しなくても構いませんが、入力するときは、奥さんの名前などを入力します。姓は入力しません。[連名] が入力されていれば宛名に印刷されます。お子さんの名前など、何人も連ねたいときは、名前を改行で区切って入力します。ここで、改行の入力は、CTRLを押しながらEnterです。
[〒] は、「123-4567」のように7桁で入力します。
[住所] を入力します。ここでは、適当に空白で区切って入力すると、宛名印刷で1行に収まらないときの自動的な行替えをどこですればいいのかの指示になります。つまり、妙なところで行替えが起こったりしません。CTRL+Enterでの改行を入力してあると、宛名印刷ではそこでいつも行替えが起こります。
[電話]、[FAX]、[E-mail]、[種別]、[備考] は必要なら入力します。[種別] は、選択肢の中から選んでください。
1レコードの入力が終わると、次のレコードの入力が始まるので、必要なだけ入力を繰り返します。
入力の終わりは、f・3キー、または [編集] メニューから [レコード挿入終了] を選びます。
入力ミスに気付いたときは、そのセル(1項目の値の四角に囲まれた領域)をダブルクリックします。そして、内容を訂正します。訂正が終わったらEnterを押します。
ここで、[保存] をクリックして、せっかくの入力がパーにならないようにします。
次は、「プリンタの設定をする」です。