ファイル削除ステートメント

指定されたファイルを削除します。


形式

  ファイル削除<ファイル名>
, 権限チェック = する | しない
, ファイル操作エラー = 継続 | 中止

パラメータ

<ファイル名>
削除するファイルの名前を文字列式で指定します。実行中のDPLがあるフォルダからの相対パスまたは絶対パスで指定します。ワイルドカードも使えます。
権限チェック
指定したファイルがDBProのファイルである場合,削除するためにはそのファイルの再定義権限をもたなければなりません。このパラメータで しない を指定すると,再定義権限をもたない利用者がプログラムを使っているときでもファイルが削除できるようになります。
する 再定義権限をもたない利用者は,ファイルを削除できません。(既定値)
しない再定義権限をもたない利用者でも,ファイルを削除できます。
ファイル操作エラー
構文エラーなどではなくファイル操作が始まってからエラーがあったとき,その場でステートメントの実行を中止するか,そのファイルは無視して次のファイルがあればファイル操作を継続するかを指定します。ワイルドカードで複数のファイルを指定したときに,途中で実行を中止せずにすべてのファイルに対して処理することができます。
継続途中でエラーがあった場合でもステートメントの実行は継続され,正常終了します($$CMDSTATE=0)。
中止途中でエラーがあった場合はエラー終了します。(既定値)

結果

$$FILENAME削除されたファイルの完全パス名が設定されます。
$$CMDSTATE= 0正常終了
= 101ファイル名が正しくありません
= 102指定されたファイルが見つかりません
= 103他の利用者によって表ファイルが使用されています
= 106再定義権限がないので削除できません
= 114使用中のファイルは削除できません

構造コマンドパラメータ
 ファイル削除$フォルダ+'WORK.TXT'
 ファイル削除'ZAIKO1.DPT', 権限チェック=しない

解説

注意

関連項目

→ファイル複写ステートメント
→DPLの構文
→$$CMDSTATE一覧
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