実行ステートメント

他のスクリプト,DPLまたはWindowsアプリケーションを起動します。


形式

  実行 <ファイル名> , [ 終了 | 継続 | 即実行 ]
  実行 <コマンドライン> , [同期 | 非同期 ]

パラメータ

<ファイル名>
実行しようとするスクリプトファイルまたはDPLファイルを文字列式で指定します。
ファイル名には,実行中のDPLがあるフォルダからの相対パスまたは絶対パスを指定することができます。
また,ファイル名の拡張子を .* とすると,実行ステートメントを実行しているDPLプログラムの拡張子が .dpl ならばDPLファイルを .dpo ならば実行形式ファイルを探して実行します。
<コマンドライン>
実行しようとするWindowsアプリケーションを文字列式で指定します。指定する文字列は,Windowsのスタートメニューから選ぶ[ファイル名を指定して実行]の書き方と同じです。
実行方法
指定したスクリプトまたはDPLと,現在のDPLとのどちらを先に実行するかを指定します。
終了  現在のDPLはただちに終了します。この実行ステートメントの後に他のステートメントを書いても実行されません。(既定値)
継続  指定したスクリプトまたはDPLは実行を開始されますが,ただちに休止状態になり,現在のDPLがそのまま実行を続けます。現在のDPLが終了するか,[ファイル]-[実行]-[<ファイル名>]によって休止中のスクリプト/DPLを指定したときに,初めて指定されたスクリプトまたはDPLが実行されます。
即実行 起動されたスクリプトまたはDPLの実行がただちに開始されます。現在のDPLは休止状態になります。
同期非同期
起動したWindowsアプリケーションが終了するのを待ってからDPLの実行を再開するか,待たずに継続するかを指定します。
同期  起動したアプリケーションが終了するまで待ってから実行を続けます。
非同期 アプリケーションを起動したら,ただちに次のステートメントの実行に移ります。(既定値)

結果

$$FILENAME 実行されたスクリプトまたはDPLの完全パス名が設定されます。
$$CMDSTATE= 0正常終了
= 55 スクリプト,DPLまたは実行形式を実行できません
= 101ファイル名が正しくありません
= 102指定されたファイル,またはカードの対象表が見つかりません
= 441Windowsアプリケーションの実行に失敗しました

構造コマンドパラメータ
 実行'SELECT.DPP', 即実行
 実行'PRINT.DPL', 終了
 実行'PBRUSH.EXE '+[図形ファイル], 同期

解説

関連項目

→[ファイル]-[実行]-[<ファイル名>]
→プロセス起動ステートメント
→DPLの構文
→$$CMDSTATE一覧
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