表属性設定ステートメント
表属性のうち,いくつかの属性が変更できます。
形式
表属性設定
[ <カーソル名> ]
, 表題 =
<文字列式>
, 注釈 =
<文字列式>
, あふれ改行文字 =
<文字列式>
パラメータ
<カーソル名>
表属性を変更しようとする表ファイルを指定します。カード編集ウィンドウを指すカーソルを指定した場合,その対象表の表属性が変更されます。省略すると
カレントカーソル
が指すファイルを対象とします。
表題
表の表題を指定します。省略した場合,表題は変更されません。
注釈
表の注釈を指定します。省略した場合,注釈は変更されません。
あふれ改行文字
あふれ改行文字
既定値を文字列式で指定します。指定されたすべての文字が改行文字となります。省略した場合は,あふれ改行文字既定値は変更されません。
ここで変更されるのはあくまでも表の既定値としての表属性であって,各項目ごとのあふれ改行文字は
項目表示属性ステートメント
で変更します。項目表示属性で「表属性」と指定されているときにだけあふれ改行文字既定値が適用されます。
結果
<カーソル名>
変化しません。
カレントカーソル
<カーソル名> と同じ内容になります。
$$CMDSTATE
= 0
正常終了
= 106
権限違反により表属性を変更できません
= 201
カーソルが正しくありません
例
構造
コマンド
パラメータ
表属性設定
@monthly, 表題=#文字列($月)+'月分月計表'
解説
表題は表印刷のための印刷形式中のヘッダー,フッター,タイトルなどに指定したり,ファイル選択ダイアログで表示されたりします。
あふれ改行文字は DBPro V4 からは各項目ごとに指定できるようになったので,DPL実行中にあふれ改行文字既定値を変更しなければならないことはほとんど無くなりましたが,これまでに作成されたDPLプログラムの互換性のために残されています。
表属性の
カーソル同期
属性は,
ウィンドウ表示ステートメント
で変更することができます。
上記以外の表属性をDPL実行中に変更することはできません。
関連項目
ファイルのプロパティダイアログ:表編集/表定義ウィンドウの場合
DPLの構文
$$CMDSTATE一覧