#選択入力(<選択肢リスト>[,<失敗値式>,<フラグ>,<タイトル>,<ガイド幅>,<ウィンドウ幅>,<ウィンドウ高さ>])

利用者からの対話入力によって,引数で指定する選択肢の中から値を選択させます。


形式

#選択入力(<選択肢リスト>[,<失敗値式>,<フラグ>,<タイトル>,<ガイド幅>,<ウィンドウ幅>,<ウィンドウ高さ>])
#CHOICE(<選択肢リスト>[,<失敗値式>,<フラグ>,<タイトル>,<ガイド幅>,<ウィンドウ幅>,<ウィンドウ高さ>])

引数

<選択肢リスト>
選択肢の値とそれに対するガイド文字列を対にして指定します。<選択肢リスト> は文字列式で指定し,その値が次の形にならなければなりません。
 <選択肢> [ : <ガイド> ] [ , <選択肢> [ : <ガイド> ] ]...
ここで,<選択肢> は #選択入力 の値となる文字列,<ガイド> は入力時に表示される文字列です。<ガイド> を省略すると <選択肢> 文字列だけが表示されます。
この形式の式を直接書くのではなく,文字列式の評価結果としての記述であることに注意してください。を参照してください。
<失敗値式>
利用者がどの選択肢も選ばず,Esc によって入力を終了したときの値を指定します。省略するとナルが返ります。
<フラグ>
#対話表引き と同じ。ただし,有効なフラグは次だけであって,残りのフラグは #選択入力 では無効。
4表引きウィンドウを Esc で取り消したとき,<失敗値式> の値を採用せずに常にナルを返します。
8DPL 以外では,ウィンドウは編集中のウィンドウのセルカーソルの位置に表示されますが,これを無視してウィンドウを固定位置に表示します。DPL 中では常に固定位置となります。
16ウィンドウ中の値とガイドの間に分割線を引きません。
512候補の先頭に常にナルを追加します。
<タイトル>
ウィンドウの形がポップアップのときのウィンドウのタイトルとなる文字列を指定します。省略されたときは,「#選択入力」と表示されます。
ウィンドウの形がドロップダウンのときは意味を持ちません。
<ガイド幅>
選択肢を表示するウィンドウ中でのガイドの表示幅の割合を % で指定します。正の値のときは <ガイド> の値を右側に表示し,負の値のときは左側に表示します。50 なら値とガイドがちょうど半分ずつ表示されます。ゼロのときは,たとえ <ガイド> が指定されていても表示されません。絶対値 100 以上は 100 とみなされ,ウィンドウ中にはガイドだけが表示され,選択肢は表示されません。省略された場合は,DBPro32.iniLookupDlg に指定されている値が採用されます。<ガイド> が省略されているときは常にゼロとみなされます。
<ウィンドウ幅>
ウィンドウの幅をダイアログ単位の数値で指定します。省略された場合は適当な大きさで表示されます。
<ウィンドウ高さ>
ウィンドウの高さをダイアログ単位で指定します。省略された場合は適当な大きさで表示されます。
ウィンドウの形がドロップダウンのときは意味を持ちません。

戻り値

解説

関連項目

→#対話表引き
DBProヘルプ目次へ