#累計(<項目名>)
指定の項目の現在レコードまでの合計を求めます。この関数は置換式の中でだけ使えます。
構文
#累計(<項目名>)
#CUMULATE(<項目名>)
引数
<項目名>
累計する項目名を指定します。
解説
たとえば,
[累計] := #累計([項目1])
という置換を実行すると,結果は次のようになります。
項目1
累計
1レコード目
10
10
2レコード目
20
30
3レコード目
40
70
4レコード目
15
85
指定された項目の型が数値型である必要はありません。年月間隔型や日時間隔型のときはそのまま累計されますが,他の型のときは次のように累計されます。
文字列型
文字数が累計され,それを文字列に変換して返します。ファイル型も同様です。
日付型
ユリウス日が累計され,それを日付型に変換して返します。
時刻型
時刻が累計されますが,24 時を超えると,24 時で割った余りとなります。
DPL 中での #累計 の使用に関しては
置換ステートメント
を参照してください。
戻り値
<項目名> の現在レコードまでの合計値を返します。戻り値の型は項目の型と同じです。
関連項目
#合計