レコードの整列
住所録なら名前の五十音順,成績表なら得点の高い順,売上伝票なら受注日順などと,表のレコードを整列させて表示できます。
ある一つの項目の値の昇順/降順,辞書順/辞書逆順,文字符号順/文字符号逆順でレコードを並べるのは簡単です。
- 整列の基準になる項目にセルカーソルを置き,表操作ツールバーの / ボタンを押すと,文字列型項目なら辞書順/辞書逆順で,それ以外の項目なら昇順/降順でレコードが整列されます。
- [表操作]-[整列] コマンドを選び,整列ダイアログで指定することもできます。その場合は,文字列型に対する文字符号順/文字符号逆順も指定できます。[表操作]-[整列],整列ダイアログ
- 項目を指定した簡易整列機能は,その都度内部的な並べ替えを行なうため,レコード数が多い場合には時間が掛かります。その項目で整列させることが多い場合は,その項目をキー項目とする索引を作成しておいてください。瞬時に整列されるようになります。
あらかじめ索引を用意しておくことによって,複数の項目をキーにした整列も行なえます。また,索引を用意しておくことによってレコード数が多い表であっても瞬時に並べ替えが行えるようになります。表:索引
整列状態
- キー項目の値や索引に従って,レコードが順番に並べられている状態を「整列状態」と呼びます。逆に,整列状態でなく,レコードが表ファイルに格納されている順番のまま並んでいる状態を「整列解除状態」と呼ぶことがあります。
- 索引による整列状態は,表を閉じた後もファイルに記憶され,次にその表ファイルを開いたときに同じ整列状態になります。
- キー項目による簡易整列の状態は記憶されません。表を閉じたときにその整列状態は棄てられてしまいます。