DPLでレコード更新するときに,次のようにたくさんの項目への代入を羅列していることがあります。
構造 | コマンド | パラメータ |
---|---|---|
代入 | @FILE.[担当] := $担当 | |
代入 | @FILE.[金額] := $金額 | |
代入 | @FILE.[備考] := $備考 | |
代入 | @FILE.[項目A] := … | |
代入 | @FILE.[項目B] := … | |
代入 | @FILE.[項目C] := … | |
代入 | @FILE.[項目D] := … |
代入ステートメントは,それぞれに対してレコード更新が起こります。上の例では7回のレコード更新が起こります。このように,同一のレコードに対して複数の項目を更新するときは,次のようにレコード更新ステートメントを利用してください。1回のレコード更新ですべての項目が更新されます。
構造 | コマンド | パラメータ |
---|---|---|
レコード更新 | @FILE, ([担当] := $担当, [金額] := $金額, [備考] := $備考, [項目A] := …, [項目B] := …, [項目C] := …, [項目D] := …) |
これは,カード上のデータオブジェクトに対しても同様です。大量のデータオブジェクトの初期化などの際には,顕著に速度に影響するでしょう。