別名保存ステートメント

カーソルで指定されたファイルの現在の内容を新しいファイルとして保存します。


形式

  別名保存[ <カーソル名> , ] <ファイル名>
, 既存ファイル = 問合わせ | 中止 | 上書き

パラメータ

<カーソル名>
保存しようとする表ファイルカードファイルまたはビューファイルを指すカーソルを指定します。省略するとカレントカーソルの指すファイルが別名保存されます。
<ファイル名>
新しく作成する表ファイル名を文字列式で指定します。ファイル名が相対指定のときは,保存しようとする現在のファイルからの相対となります。
既存ファイル
<ファイル名文字列式> で指定したファイルがすでに存在するときの処理を指定します。
問合わせ上書きするか,保存を中止するかを問い合わせるダイアログを表示します。(既定値)
中止別名保存を中止します。
上書き既存のファイルに上書きします。既存ファイルの内容は失われます。

結果

<カーソル名>変化しませんが,新しく作られたファイルがある場合はそれを指すようになります。ビューファイルを別名保存したときも同様です。つまり,カーソルは表ファイルを指します。
カレントカーソル<カーソル名> と同じ内容になります。
$$FILENAME保存されたファイルの完全パス名が設定されます。
$$CMDSTATE= 0正常終了
= 31継続/中止を指定するダイアログで[中止]ボタンが押されました
= 112同名ファイルがあったので処理を中止しました
= 201カーソルが正しくありません

構造コマンドパラメータ
 別名保存@work, 'WORK.DPT'
 別名保存@view1, 'newtable.dpt', 既存ファイル=上書き

解説

注意

関連項目

→[ファイル]-[名前を付けて保存]
→保存ステートメント
→DPLの構文
→$$CMDSTATE一覧
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