[表操作]-[集計]

キー項目の値によってレコードをグループ化し，そのグループ集計を計算して表示します。

機能解説

• 表のすべてのレコードを対象に，指定した項目の縦計を計算します。小計，中計，大計，総計を同時に表示することができます。集計した結果は，集計ウィンドウに集計の対象となったレコードと共に表示されます。

操作手順

1. 小計，中計，大計などのグループ集計を行なうときは，グループのキーとなる項目に同じ値が連続していないと正しくグループ分けができません。集計を実行する前に，小計，中計，大計のグループ項目をキーとして整列しておきます。
2. [表操作]-[集計] を選びます。
3. 集計ダイアログが表示されるので，集計の方法を指定して [OK] を押します。
   集計の方法を集計定義として表ファイルに登録することができます。集計定義を登録しておくと，何回でも同じ集計が簡単に実行できます。
4. 新たに表編集ウィンドウまたはカード編集ウィンドウがオープンし，そのウィンドウに集計結果が表示されます。このウィンドウを集計ウィンドウと呼び，集計の結果は集計レコードとして各グループの最後または先頭に表示されます。
   表編集の集計ウィンドウでは，ウィンドウ左端のレコード状態表示領域に集計レコードであることを示すマーク （小計），（中計），（大計），（総計）が表示されます。カード編集の集計ウィンドウではステータスバーに のマークが表示されます。
5. 集計ウィンドウでは集計レコードだけを表示して，それ以外の通常のデータレコードを非表示にすることができます。[表操作]-[集計表示]-[データレコード表示]／[集計レコードのみ] で切り替えます。

表操作ツールバーによる集計の実行

• 集計定義がすでに登録されている場合，表操作ツールバーの集計リストボックスから集計定義を選ぶだけで集計を実行できます。
  また，ツールバーの集計リストボックスのタイトル部分をダブルクリックすると，集計ダイアログが表示され，集計定義の登録，更新などができます。

備考

• 選択ウィンドウでも集計を実行できます。選択されているレコードだけが集計の対象となります。
• 一つの項目だけを対象に手軽に縦計を計算するには，項目集計が便利です。[表操作]-[項目集計]
• 集計ウィンドウは，対象表をクローズすれば自動的にクローズされ，集計結果は失われます。集計結果を保存するには，書出しを実行して通常の表ファイルに変換します。[ファイル]-[書出し]

関連項目

機能ガイド：表の集計

集計ダイアログ

[表操作]-[集計表示]

[表操作]-[項目集計]