レコード削除ステートメント

カーソル位置のレコードを削除します。


形式

  レコード削除 [ <カーソル名> , ]
[ 現在位置レコード | セルカーソル位置レコード | 全レコード | マーク付きレコード ] 「セルカーソル位置レコード」の別名「現レコード」

パラメータ

<カーソル名>
削除するレコードが含まれるウィンドウを指定します。省略するとカレントカーソルが使われます。
削除範囲
削除するレコードの範囲を指定します。省略したときは,<カーソル名> が指す1レコードを削除します。
現在位置レコード<カーソル名> が指す1レコードを削除します。(既定値) (V4.5追加)
セルカーソル位置レコード<カーソル名> が指すウィンドウのセルカーソル位置の1レコードだけ削除します。
全レコード<カーソル名> が指すウィンドウのすべてのレコードを削除します。<カーソル名> が選択表を指しているときはそのレコードだけをすべて削除します。選択の元表の全レコードを削除するわけではありません。
マーク付きレコード<カーソル名> が指すウィンドウ中でレコードマークが設定されているレコードだけを削除します。

結果

<カーソル名> セルカーソルの指す位置に移動します。
カレントカーソル <カーソル名> と同じ内容になります。
$$CMDSTATE = 0 正常終了
= 32 レコード削除が途中で中止されました
= 201 正しくないカーソルまたは末尾レコードやグループ末を指しているカーソルが指定されました
= 214 権限で許されていない更新を行なおうとしました(参照のみでオープンされている表に対する更新も含みます)

構造コマンドパラメータ
 代入$商品番号 := 1000
 選択@DENPYO, [商品番号]:=$商品番号
IF $$CMDSTATE = 0 THEN 
 代入@SELECT := @@
 レコード削除@SELECT, 全レコード
 クローズ@SELECT
ENDIF 

解説

注意

関連項目

→[編集]-[レコード削除]
→レコード挿入ステートメント
→レコード更新ステートメント
→レコードマークステートメント
→DPLの構文
→$$CMDSTATE一覧
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