[編集]-[レコードマーク]
表のレコードには,項目の値とは別にマークを付けることができます。このマークは,わざわざ項目を設けないでも簡単に入力できる覚えとして,さまざまな目的に利用できます。
レコードマークには,次のような利用方法があります。
- マーク付きのレコードだけを選択して処理する
マーク付きレコードを選択してから印刷したり,別ファイルに書き出したりして,マーク付きレコードだけを対象にした処理を実行できます。マーク付きレコードを選択するには,[探す]-[項目選択] で [比較方法] に「マーク付きレコード」を指定します。組込み関数 #レコードマーク を利用すると,複雑な条件式の中などでマーク付きレコードを指定することができます。
- マーク付きのレコードに色を付けて表示印刷する
表編集ではレコードマークが付いているレコードにだけ色を付けたり網を掛けたりして表示印刷することができます。表示形式のレコード背景色:マーク付きレコードを指定します。表示形式:レコード背景色ダイアログ
レコードマークの設定
- レコードマークを設定したいレコードにカーソルを合わせます。項目はどこであってもかまいません。カード編集ウィンドウの場合,そのレコードを表示します。表編集ウィンドウの場合には複数のレコードをハイライトして一度にマークを付けられます。
- [編集]-[レコードマーク]-[設定] を選ぶか, をクリックします。
- 表編集ウィンドウの場合にはレコード状態表示領域にチェックマークが付き,カード編集ウィンドウの場合にはステータスバーにチェックマークが表示されます。
- 表編集ウィンドウの場合,設定したいレコードのレコード状態表示領域をダブルクリックするだけでもマークを設定できます。
レコードマークの解除
- マークを解除するレコードにカーソルを合わせます。カード編集ウィンドウの場合,そのレコードを表示します。ハイライトさせて一度に解除することもできます。
- [編集]-[レコードマーク]-[解除] を選ぶか, をクリックします。
- マークが解除され,レコード状態表示領域またはステータスバーのチェックマークが消えます。
- 表編集ウィンドウの場合,解除したいレコードのレコード状態表示領域をダブルクリックするだけでも解除できます。
備考