[探す]-[項目検索] F5 Ctrl+F

項目の値を指定してレコードを探し，見つかったレコードにセルカーソルが移動します。

機能解説

• 項目値全体が一致するレコードを探す等値比較の他に，値の範囲を指定しての比較，部分一致比較やワイルドカードを使ったパターン一致比較（文字列型項目の場合）などがあります。項目の値を指定しない特殊な検索として，マーク付きレコードを探すこともできます。検索方法の詳細は，項目検索ダイアログをご覧ください。
• 表の先頭または現在のカーソル位置から検索が開始され，最初に見つかったレコードにカーソルが移動します。表の末尾や現在位置から逆方向に探すこともできます。
  同じ値で次のレコードを探すときは[下検索]または[上検索]を使うことができます。
• 複数の項目を指定すると，そのいずれか一つの項目が指定した値をもつレコードを探すこともできます。複数項目指定の特殊なケースとして，すべての文字列型項目あるいはすべての数値項目を対象にして探すこともできます。

操作手順

1. 検索したい項目にセルカーソルを移動します。
   複数の項目を同時に探すときは，それらの項目をハイライトします。それらのいずれかの項目が条件を満たすレコードが見つかります（OR 条件による検索）。
   マーク付きレコードを探すときは，特定の項目にセルカーソルを合わせる必要はありません。
2. [探す]-[項目検索]を選びます。
3. 項目検索ダイアログが表示されるので，探す値を入力して[OK]ボタンを押します。
   項目検索ダイアログでは，等値比較，範囲比較，部分一致比較などの探す方法，全角／半角，大文字／小文字を無視しての検索，検索方向などを指定できます。
4. 見つかったレコードにセルカーソルが移動し，そのレコードが見える位置までウィンドウがスクロールします。

備考

• 検索の対象となる項目を整列の第１キーとする索引が作成してあると，処理の速度が上がる場合があります。機能ガイド：索引による処理の高速化
• 検索後，[探す]-[ジャンプ]-[先程の場所へ]で検索前の位置に戻ることができます。
• 複雑な条件式を記述して検索する場合は条件検索を使います。[探す]-[条件検索]
• カーソルを移動させるだけでなく，条件に合うレコードを集めて表示させるときは，選択を使います。[探す]-[簡易選択]，[項目選択]，[条件選択]

注意

• カード計／グループ計を指定した式オブジェクトに対する項目検索はできません。また，そのような式オブジェクトを参照している式オブジェクトに対する項目検索もできません。

関連項目

機能ガイド：検索

項目検索ダイアログ