レコードを探す

表の多くのレコードの中から「レコードを探す」と言ったとき,
  見つかったレコードに移動する
  見つかったレコードを集めてそれらだけを表示する
という二つの場合があります。DBPro では,前者を「検索」と呼び,後者を「選択」と呼んでいます。

備考
一般的には選択と検索の両方を含めて「検索」と呼ぶこともありますが,DBPro では両者を区別するために別の用語として使い分けています。広い意味での「検索」には「探す」または「探索」という用語を当てています。

目次
検索
条件指定の方法
条件を登録して繰り返し使う:探索条件
同じ条件で次々と探す
選択と選択ウィンドウ
選択の方法
選択ウィンドウ
絞込み,追加選択,補集合選択
同一ウィンドウへの表示と選択解除

検索

見たいレコードを探して,最初に見つかったレコードを表示する機能が「検索」です。次のような場合に利用します。

検索の方法

レコードを探す方法には,以下に示すものがあります。

項目の値を指定して探す

複数の条件を組み合わせて探す

さらに複雑な条件は論理式を直接指定する

条件を登録して繰り返し使う:探索条件

同じ条件で次々と探す


選択と選択ウィンドウ

「検索」では見つかったレコードが前後のレコードと共に表示されますが,「選択」では条件に合うレコードだけが集められて,それらのレコードだけが新しいウィンドウに表示されます。次の例のように,選んだレコードすべてに共通の操作を行なう場合などに用います。

選択の方法

レコードを選ぶ方法には,以下のものがあります。

現在のレコードと同じ値をもつレコードを選ぶ:簡易選択

項目の値を指定して選ぶ

複数の条件を組み合わせて選ぶ

さらに複雑な条件は論理式を直接指定する

条件を登録して繰り返し使う

ハイライトしたレコードを選ぶ

重複したレコードを選ぶ

重複したレコードを単一化する

選択ウィンドウ

選択を実行した結果,選択されたレコードが表示されるウィンドウを「選択ウィンドウ」,あるいは「選択状態のウィンドウ」などと呼びます。

絞込み,追加選択,補集合選択

選択ウィンドウで表示対象となっているレコードを基準にして,絞込み,追加,補集合などの選択が実行できます。

さらに絞り込んで選ぶ

他の条件のレコードも追加して選ぶ

補集合を選ぶ

同一ウィンドウへの表示と選択解除

次々と条件を変更して選択を繰り返したり,絞込み選択を繰り返したりしているうちに,画面が選択ウィンドウで溢れてしまうことがあります。こまめに不要になった選択ウィンドウを閉じれば良いのですが,最初から選択ウィンドウの数を増やさずに選択することができます。

DBProヘルプ目次へ