[探す]-[項目選択] F9 Ctrl+E
項目の値を指定してレコードを探し,それらのレコードだけで構成される新しいウィンドウを開きます。
- 項目値全体が一致するレコードを探す等値比較の他に,値の範囲を指定しての比較,部分一致比較やワイルドカードを使ったパターン一致比較(文字列型項目の場合)などがあります。項目の値を指定しない特殊な選択として,マーク付きレコードを探すこともできます。選択方法の詳細は,項目選択ダイアログをご覧ください。
- 見つかったレコードは新しいウィンドウに表示されます。このようなウィンドウを選択ウィンドウと呼びます。機能ガイド:選択と選択ウィンドウ
新しいウィンドウを開かずに,元のウィンドウを条件を満たすレコードだけにすることもできます。
- 複数の項目を指定すると,そのいずれか一つの項目が指定した値をもつレコードを探すこともできます。複数項目指定の特殊なケースとして,すべての文字列型項目あるいはすべての数値項目を対象にして探すこともできます。
- 探す値を指定したい項目にセルカーソルを移動します。
複数の項目を同時に探すときは,それらの項目をハイライトします。それらのいずれかの項目が条件を満たすレコードが見つかります(OR 条件による選択)。
マーク付きレコードを探すときは,特定の項目にセルカーソルを合わせる必要はありません。
- [探す]-[項目選択] を選びます。
- 項目選択ダイアログが表示されるので,探す値を入力して [OK] ボタンを押します。
項目選択ダイアログでは,等値比較,範囲比較,部分一致比較などの探す方法,全角/半角,大文字/小文字を無視しての選択などを指定できます。
- 見つかったレコードだけが含まれる新しいウィンドウが開き,先頭のレコードが表示されます。項目選択ダイアログで [同じウィンドウに表示] を指定すると,新しいウィンドウは開かずに元のウィンドウの内容が条件を満たすレコードだけになります。
選択ウィンドウでは,通常の表編集ウィンドウやカード編集ウィンドウとほぼ同じ操作が実行できます。機能ガイド:選択と選択ウィンドウ
- 不要になった選択ウィンドウは,[ファイル]-[閉じる] コマンドで閉じます。同じウィンドウに表示した場合は,[探す]-[選択解除] コマンドを使うと元の状態に戻ります。
- 集計ウィンドウでは選択を実行できません。
- カード計/グループ計を指定した式オブジェクトに対する項目選択はできません。また,そのような式オブジェクトを参照している式オブジェクトに対する項目選択もできません。
- 機能ガイド:選択と選択ウィンドウ
- 項目選択ダイアログ