[ウィンドウ]-[カードウィンドウを開く]
現在編集中の表に対してもう一つのカード編集ウィンドウを開きます。
- 同じ表,あるいは同じ選択表に対して,複数の異なるカードを使って表示・編集することができます。
- 表編集中あるいはカード編集中に新たに [カードウィンドウを開く] と,そのとき編集対象となっていた表のカーソル位置のレコードが,新たに指定したカードファイルで表示されます。
- [ウィンドウ]-[連動表示] を指定すれば,表編集ウィンドウとカード編集ウィンドウが常に同じレコードを表示するようになります。同じ表を編集対象とする二つのカードは,両方を [連動表示] にすれば,二つのカードが常に同じレコードを表示します。
- 常に連動表示されなくてもフォーカスが移ったときにだけ同じレコードを表示したい場合は,[ウィンドウ]-[カーソル同期] を指定します。[カーソル同期] を指定すると,一つの実表から導出されたすべてのウィンドウ(表編集もカード編集も)は,ウィンドウにフォーカスが移った時点で,直前のウィンドウと同じレコードが表示されるようになります。
[連動表示] はカード編集ウィンドウごとに指定しますが,[カーソル同期] は一つの実表から導出されるすべてのウィンドウに対して1回だけ指定できます。
- [ウィンドウ]-[カードウィンドウを開く] を選びます。
- ファイル選択ダイアログが表示されるので,使用するカードファイルを指定します。カードファイルは,編集中の表に合わせてあらかじめ作成されていなければなりません。
作成されたカードがないときにはファイル選択ダイアログで [T型カード] タンを押すと,T型カードを自動的にレイアウトした上で,そのカードが開きます。
- 不要になったカードウィンドウは,[ファイル]-[閉じる] で終了します。一番最初に開いた実表のウィンドウを閉じると,後から開いたカードウィンドウも同時に閉じてしまいます。
- [連動表示] は,カード属性として指定しておくことができます。
- [カーソル同期] は,表属性として指定しておくことができます。
- 表編集ウィンドウで初めて実行する [カードウィンドウを開く] コマンドは,[表カード切替え] と同じ動作になります。DBPro V4 で導入された [カードウィンドウを開く] と [カーソル同期] は,[表カード切替え] の機能を包含していますが,互換性および使いやすさのために [表カード切替え] コマンドも残されています。
- [ウィンドウ]-[表カード切替え]
- [ウィンドウ]-[連動表示]
- [ウィンドウ]-[カーソル同期]