[編集]-[複写] Ctrl+C Ctrl+Insert

文字列，値，カードオブジェクトを他の場所に複写するためにクリップボードに取り込みます。

機能解説

• ハイライトされている文字列，セル，またはカードレイアウトウィンドウのオブジェクトを，クリップボードに取り込みます。取り込んだデータは，他の場所，他のウィンドウ，他のアプリケーションに [編集]-[貼付け] で貼り付けられます。
• このコマンドは，ファイルウィンドウの種類によって，あるいは表操作モードか文字列編集モードかによって動作が異なります。機能ガイド：文字列の入力と編集，機能ガイド：セル単位の編集

表操作モード：セル単位の複写

• 表操作モードでの [複写] は，セル単位での複写になります。
  1. 複写したいセルにカーソルを合わせます。複数セルを一度に複写するときは，その範囲をハイライトします。カード編集ウィンドウではハイライトできませんので，常に１セルずつの複写になります。操作対象のハイライト
  2. [編集]-[複写] を選ぶか，Ctrl+C を押します。右ボタンメニューから [複写] を選ぶこともできます。
     セルの内容すべてがクリップボードに複写されます。複数セルがハイライトされていたときは，それらすべてが複写されます。元のセルの内容もそのまま残ります。
  ここまでで [編集]-[複写] の操作は終了ですが，一般には [編集]-[貼付け] を実行して，クリップボード中の値を他の場所，他のウィンドウ，他の Windows アプリケーションに複写します。
• [複写] でクリップボードに取り込まれるのはセル中の値であって，セルの領域そのもの（＝レコード）が複写されるわけではありません。別の場所に [貼付け] たときには，そこのセルの値に上書きされます。レコードごと複写したいときは，[編集]-[レコード複写]，[編集]-[レコード貼付け] を使います。
• 矩形ハイライトおよびレコードハイライトの状態で連続する項目を複写するとき，それらの項目の間に隠れている表示幅ゼロの項目は，複写されません。特に，レコードハイライトしたときにレコード全体の値が複写されるのでないことに注意してください。

文字列編集モード：文字単位の複写

• 文字列編集モードでは，ハイライトした文字列を他の場所に複写するために，クリップボードに取り込みます。
  1. 複写したい文字列をハイライトします。
  2. Ctrl+C を押します。右ボタンメニューから [複写] を選ぶこともできます。この時点でクリップボードに文字列が取り込まれます。
  ここまでで [編集]-[複写] の操作は終了ですが，一般には [編集]-[貼付け] を実行して，クリップボード中の文字列を他の場所，他のウィンドウ，他の Windows アプリケーションに複写します。

カードレイアウトウィンドウでの複写

• カードレイアウトウィンドウではハイライトされているオブジェクトをクリップボードに取り込みます。
• 取り込んだオブジェクトは，同じウィンドウ，あるいは他のカードレイアウトウィンドウにだけ貼り付けることができます。

備考

• 誤って貼り込んだデータは，[編集]-[元に戻す] で元に戻せます。

注意

• 表定義ウィンドウやビュー定義ウィンドウでのセル単位の複写では見た目と違う文字列が複写されることがあります。
  すなわち，これらのウィンドウの項目属性のうち，データ型や項目種別など，ドロップダウンリストボックスから選択肢を選ぶだけの項目属性ではその属性の内部コードがクリップボードに複写されます。これは，同じ属性に貼り付ければ問題ありませんが，他の項目属性や他のアプリケーションに貼り付けると，異なる属性になったり，単なる整数値として貼り付けられたりします。

関連項目

[編集]-[元に戻す]

[編集]-[切取り]

[編集]-[貼付け]

[編集]-[レコード複写]

文字列の入力と編集

セル単位の編集

レコードの挿入／削除／更新／複写／移動