[表操作]-[置換] Ctrl+H
指定した項目の値を指定した値で置き換えます。
- 現在編集対象となっているすべてのレコードから,特定の条件に合致したレコードを検索し,そのレコードの項目値を指定した値で置き換えます。
- すべてのレコードの項目値を置き換えたり(「全レコードを置換」),項目値の一部だけを置き換えたり([一致部分のみ置換])することができます。
- あらかじめ特定のレコードをハイライトさせておくと,それらのレコードの項目値だけが置換されます。
- 置換する値を式で指定して,他の項目値から計算される値や組込み関数を利用した値で置換することができます。また,置換する値を式で指定すると,同時に複数の項目を置換することもできます。
指定項目の置換
- 置換したい項目にカーソルを合わせます。特定のレコードだけを置換するときは,それらのレコードをハイライトさせます。
- [表操作]-[置換] を選びます。
- 置換ダイアログが表示されるので,検索する値,比較方法,置換する値などを指定して [OK] を押します。
- 置換ダイアログで [置換する前に確認] を指定した場合,最初に見つかったレコードが表示され置換の確認ダイアログが表示されます。そのレコードの項目を置換するか否かをボタンで指定します。表の最後(またはハイライトしたレコードの最後)まで検索と置換の確認を繰り返します。
- [置換する前に確認] を指定しなかった場合,見つかったすべてのレコードの項目が指定した値に置き換えられます。
置換処理に時間がかかる場合は,中止ダイアログが表示されるので,[中止] ボタンで中止できます。ただし,中止するまでに置換されたレコードは元に戻せませんので注意してください。
- 表の最後まで置換が終了すると,置換されたレコード数が表示されます。[OK] ボタンを押して処理を終了します。
式で置換
- 他の項目の値や組込み関数などを利用した式の値で置換するとき,あるいは複数の項目を同時に置換したいときは,置換ダイアログの [式で指定] ボタンを押します。
- 式で置換ダイアログが表示されるので,任意の式を指定して [OK] を押します。式として複数の代入式を並べると,複数の項目を同時に置換できます。
- 式で指定する場合は,すべてのレコードまたはハイライトしたすべてのレコードが置換の対象になります。(式中に条件を記述すれば特定のレコードだけを置換することもできます。)
- 置換に使う式は,名前を付けて登録しておくことができます。登録した式をリストボックスから選ぶだけで同じ置換を繰り返し実行できます。
- 整列状態の場合,その整列キーとなっている項目は置換できません。また,整列キーに計算項目が含まれている場合,その計算項目が参照している項目も置換できません。整列を解除してから置換するか,並んでいる順番どおりに番号を振る(#連番)ような場合は,そのまま全レコードを選択して選択ウィンドウにすると置換できます。[表操作]-[整列解除],全ハイライトボックス,[探す]-[範囲選択]
- 表ファイルを他の利用者と同時使用している場合は,置換を実行できません。
- 置換ダイアログ
- 式で置換ダイアログ
- [探す]-[置換]
- 置換ステートメント