DBPro V3 から V3.2 への変更点
ここでは,DBPro V.3 から V3.2 で変更された内容や,新機能などについて紹介します。
- Windows NT 4.0,Windows 98・95 での動作が確認されました。
- 以下のメニューコマンドが追加されました。
- [ファイル]-[すべてクローズ] [ファイル]-[すべて閉じる]
- [ファイル]-[最近のファイル] [ファイル]-[<最近使ったファイル>]
- [探索]-[補集合選択] [探す]-[補集合選択]
- [探索]-[選択除外] [探す]-[選択除外]
- 選択ウィンドウでもレコード挿入が可能になりました。
- 選択ウィンドウにレコードの追加選択が可能になりました。条件選択ダイアログ,項目選択ダイアログ
- 項目検索/項目選択ダイアログのパラメータの指定が増え,より柔軟な検索ができるようになりました。
- スクリプトで,併合とクロス集計が実行できるようになりました。
- 計算項目の再計算抑制により,編集中のカーソル移動がスムーズになりました。
- 整列索引を切り替えてもカーソルは以前のレコードを指しています。
- アイコンバーや道具パレットなどのボタンにヒントが表示されます。
- 以前の文字列置換ダイアログを文字列型以外の項目にも拡張し,項目置換ダイアログとして刷新されました。
- 任意区切りテキスト読込み/書出しダイアログで,以下の指定が増えました。
- 項目引用符に <なし> が指定できます。
- 読込みで項目区切りに <連続空白> が指定できます。
- 書出しで項目区切りに <なし> が指定できます。
- 書出しで改行文字を書き出すかどうか指定できます。
- 全レコード削除が非常に高速になりました。
- ハイライト中のレコードの部分解除ができるようになりました。操作対象のハイライト
- フォント設定ダイアログで,横書きフォントと縦書きフォントを別々に一覧表示するようにしました。(V4 では特に指定しない限り横書き/縦書きによって自動的に横書き用/縦書き用フォントが選ばれるので別々に表示されることはなくなりました。)
- カード背景色にダイアログの背景色が選べるようになりました。
- 矩形オブジェクトの丸めの大きさが指定できるようになりました。
- DBPro 起動時に,STARTUP.DPL を実行するようになりました。
- DPL 作成ウィンドウで,項目別の検索,選択ができるようになりました。
- 以下の組込み関数が,追加または仕様変更されました。
- #文字列置換(<文字列>, <整数>[, <文字列>, <文字列>])
- #大文字列(<文字列>[, <文字列|整数>])
- #小文字列(<文字列>[, <文字列|整数>])
- #空白削除(<文字列>[, <文字列|整数>])
- #辞書順比較(<文字列>, <文字列>)
- #文字種位置(<文字列>, <文字列|整数>...)
- #エスケープ文字列(<文字列>)
- #年月間隔(<値>[, <文字列|整数>])
- #日時間隔(<値>[, <文字列|整数>])
- #対話表引き(<ファイル名>, <条件式>, <値式>[, <ガイド式>, <索引名>, <失敗値式>, <値>...])
- #カーソル(<整数>)
- #グループ末尾か([<カーソル>]) (この関数は V4 で廃止されました。)
- #HWND([<カーソル>])
- #SHIFT(<整数>, <整数>)
- #WINVER
- 以下の DPL ステートメントが,追加または仕様変更されました。
- EXITSWITCH ステートメント
- 対話編集ステートメント
- オープンステートメント
- クローズステートメント
- 読込みステートメント
- 書出しステートメント
- 項目検索ステートメント
- 検索ステートメント
- 項目選択ステートメント
- 選択ステートメント
- 整列ステートメント
- 表カード切替えステートメント
- ダイアログステートメント
- 利用者変更ステートメント
- トレースステートメント
- DBPRO.INI のキーワードが追加され,一部の既定値が変更されました。(DBPro.ini のキーワードは,V4 で大幅に整理されました。新たに V4 のキーワードを参照してください。DBPro 初期化ファイル)