DBPro機能ガイド：表編集ウィンドウ

表編集ウィンドウ

表編集ウィンドウは，データが縦横に並んだ形で表のデータを表示／検索／編集するためのファイルウィンドウです。表編集ウィンドウおよびカード編集ウィンドウは，データベース操作の最も基本となるウィンドウです。

表編集ウィンドウでは，横１行に表ファイルの一つのレコードが，縦１列に同じ項目のデータが並びます。

メニュー

表編集ウィンドウがアクティブになると，DBProウィンドウに表示されているメニューバーが表編集ウィンドウ用のものに変わります。

ツールバー

メニューと同時に，ツールバーも表編集用のものに変わります。表編集ウィンドウでは，基本ツールバーとしては表編集用ツールバーが，浮動ツールバーとしては表操作ツールバーが表示されます。

表編集ウィンドウのタイトルバー

編集中のファイル名が表示されます。ファイル名だけか，ドライブ名やパス名も表示するか否かは [他]-[各種設定] で指定できます。

各種設定ダイアログ：画面表示に関する設定項目
表編集ウィンドウが次の各状態のときには，編集中ファイル名と共にそれぞれの状態を示す文字列が表示されます。

項目名領域

表編集ウィンドウの１行目には，各項目の項目名が表示されます。項目名をクリックすると，項目全体がハイライトされます。項目名の境界部分をドラッグすると，項目の表示幅を変更できます。
表示形式で見出し文字列を指定すると，項目名領域の表示文字列を項目名ではなく任意の文字列に変更できます。

レコード表示領域

表ファイルのデータが表示される領域です。横１行に１レコードが表示され，縦の列には各レコードの同じ項目の値が並びます。そのとき着目しているレコードがレコードカーソル（下線）で表示され，さらにそのレコードの操作対象の項目がセルカーソル（矩形）で表示されます。

レコード状態表示領域

各レコードの左端に灰色で表示されている部分は，そのレコードの状態や種別が表示されたり，レコードをハイライトするときに使ったりします。

全ハイライトボックス

表編集ウィンドウの左上隅，項目名領域とレコード状態表示領域の交差するところが全ハイライトボックスです。全ハイライトボックスをクリックすると，すべてのレコードのすべての項目がハイライトされます。

スクロールバー

表編集ウィンドウのスクロールバーは，通常のスクロールの機能に加えて，次の機能があります。

上記以外の表編集ウィンドウの構成要素は，他のウィンドウの構成要素と共通です。ウィンドウの構成と各部分の説明

表編集ウィンドウは，データベースに対する多くの操作の出発点です。表ファイルに対してデータを入力したり，表示／検索したり，さまざまな加工を行なったりします。

表編集ウィンドウは，表ファイルのデータをそのまま見るためのウィンドウです。見たい場所，編集したい場所にカーソルを移動させ，操作を開始します。表示位置のジャンプ
新しいレコードを入力するときは挿入したい位置で F3キー（[編集]-[レコード挿入開始]）を押します。既存のレコードのデータを更新するときは F2キー（[編集]-[訂正開始]）を押します。レコードの挿入／削除／更新／複写／移動
特定のレコード，特定の項目だけを対象にして操作するときは，対象としたい範囲をハイライトしてからコマンドを選びます。操作対象のハイライト
特定のレコードだけを対象にして操作するには，それらのレコードだけの選択ウィンドウを開いてから行なう方法もあります。レコードを探す：選択と選択ウィンドウ
一般的に，表編集ウィンドウでいろいろな操作（コマンド）を実行するには，
1. メニューからコマンドを選び，表編集ウィンドウのメニュー
2. 表示されたダイアログで必要なパラメータを指定し，
3. [OK] ボタンを押すと，
4. コマンドが実行されてさまざまな効果が得られます。