DBPro V4 発売以降の変更点
DBPro V4 発売以降に加えられた変更について紹介します。
2002年4月11日 最終更新
この DBPro は,V4.5 の修正リリースです。DBPro V4.5 の初期リリースに比べて次の点が変更されています。
- 郵便番号簿(svzip.dpt)を平成14年2月1日版に更新しました。
- その後発見された障害を修正いたしました。主なものは次のとおりです。
- 集計ウィンドウで項目検索するとエラーになることがありました。
- Excel へのファイル変換で年月間隔型,日時間隔型が正しく変換されないことがありました。
- #累計 を利用した置換がうまくできないことがありました。
この DBPro は,V4.5 の修正リリースです。DBPro V4.5 の 2001年5月15日リリースに比べて次の点が変更されています。
- 宛名ガキ大将 Ver.7,筆円陣 Ver.3 に対応しました。
- 選択表などからの表カード切り替えで,すでに開いている実表のカードを選択カードとして開くとき,実表のカードの拡大率と同じ拡大率で開くようになりました。
- 文字列編集モードのときに,そこにエクスプローラなどからファイルがドロップできるようになりました。そのとき,エディットボックスにはファイル名が絶対パスで入力されます。相対パスにしたいときはShiftキーを押しながらドロップします。
- その後発見された障害を修正いたしました。主なものは次のとおりです。
- 表オブジェクトの明細行で,上から下に向かってスクロールしていくと,現在表示されている一番下付近でそれより下に進めないことがありました。
- データフォルダ名に日本語が含まれていると,表引き対象表をファイル名のみで指定してあるデータフォルダ外のファイルから,データフォルダに置かれた表引き対象表が参照できないことがありました。
- クロス集計定義で指定してある横総計項目が,クロス集計表にない場合がありました。
- クロス集計で,指定した書式で表示されないことがありました。
- クロス集計の結果が対話とDPLで異なることがまれにありました。
- #,##0;[赤]△#,##0 のような書式を指定しても,負の数が赤字で正しく表示されませんでした。
- 対象表のレコード数が1のカードで,項目検索メニューが淡色表示になっていました。
この DBPro は,V4.5 の修正リリースです。DBPro V4.5 の初期リリースに比べて次の点が変更されています。
- 「さいたま市」誕生に伴い,郵便番号簿(svzip.dpt)を平成13年3月1日版に更新しました。
- ご要望のあったいくつかの機能の追加や改善を行ないました。
- [ウィンドウ]-[その他のウィンドウ] から表示されるダイアログのサイズを変更できるようにしました。
- 既存の表に項目を追加したとき,表示形式ではなるべくそれらしい位置に挿入されるようになりました。
- その後発見された障害を修正いたしました。主なものは次のとおりです。
- 設定プリンタに「Acrobat Writer」を指定すると印刷の調子がおかしくなることがありました。
- カードからクロス集計するとエラーになることがありました。
- ナル値との比較 <> の結果が偽にならないことがありました。
V4.5 の初期リリースでは、DBPro V4.01 の修正リリースに比べて次の点が変更されています。
- ユーザーサポートを別製品とすることで,DBPro 本体の製品単価を引き下げました。
- 外部データベース機能を標準で装備しました。V3.x では別売でした。
- ご要望のあったいくつかの機能の追加や改善を行ないました。
- その後発見された障害を修正いたしました。主なものは次のとおりです。
- 項目整列してから選択したウィンドウでレコード削除すると,表が壊れることがありました。
- 式やデータオブジェクトのあるカードで,現在表を更新する併合の結果が正しくないことがありました。
- 選択カードから,現在表を更新する併合ができないことがありました。
- 自己表引きをしている表で,その表引きで索引を使ったときに作業ファイルが消されず残ることがありました。
- カードレイアウトで,境界ぎりぎりの微妙なレイアウトをしていると,オブジェクトがはみ出していると警告されることがありました。
- DPLのカード手続き内でSTOPステートメントを実行すると,そのとき対話編集となったカードがレイアウトできないなどの症状が出ることがありました。
- DPL対話編集ステートメントで,初期化パラメータを記述すると強制終了することがありました。
- V3のビューファイルのコンバートで、計算項目としてコンバートされるべき項目が元表計算項目としてコンバートされることがありました。
V4.01(DBPro Multiuser 対応版)の修正リリースでは,DBPro V4.01 の最初のリリースに比べて次の点が変更されています。
- ヘルプに「Q&A」を追加しました。
- ご要望のあったいくつかの機能の追加や改善を行ないました。
- 組込み関数 #空白削除 に <置換文字列> が指定できるようになりました。
- DPL 選択ステートメント に選択除外機能が追加されました。
- DPL オープンステートメント の表示形式と整列パラメータに 最終保存時の状態 が追加されました。
- 表再構成で,表の修復を行なったときはレポートファイルを作成するようにしました。
- 対話表引きポップアップに,候補の件数を表示するようにしました。
- カードの表オブジェクトのグループ末にセルカーソルがある状態でDPLレコード削除を行なうと,V3でも同様ですが,次のグループの先頭レコードが削除されていました。対話では削除できないので,DPLでも同様になるように修正しました。
- カードの表オブジェクトのグループ末にセルカーソルがあるときに,表オブジェクト外の一括更新オブジェクトでの編集が,直前のレコードの一時訂正となるようにしました。V3ではグループ一括訂正が起こっていました。
- 解像度の高いプリンタで,カードの直線オブジェクトなどの破線が著しく細く印刷されていましたが,これを改善しました。
- 併合で更新される表に,照合項目を第1キーとする索引が複数あるとき,そのひとつの索引のキー項目に併合の更新項目が含まれると,その索引を併合に使おうとすることがありました。そのときは,更新項目が索引キーに関係するため,結局索引を使うことができません。このようなとき,その他の更新項目に関連する項目をキー項目に含まない索引を探して併合処理するようにしました。
- 集計ウィンドウから新規表へ書き出すときは,各項目の入力必須属性を外すようにしました。
- 集計ウィンドウから新規表へ書き出すときは,計算項目/仮想項目/一時項目を基本項目として書き出すようにしました。
- 項目集計結果の複写のときに,区切り文字を改行にすることができるようになりました。DBPro初期化ファイル:FieldTotalSeparator
- カード編集で,グループ項目がない場合に現レコード選択できるようにしました。
- DPL オープンステートメント で,指定したオープンモードでオープンできなかったときは,$$CMDSTATEに410を返すようにしました。
- DPL フォルダ作成ステートメント で,指定したフォルダがすでに存在するときは,$$CMDSTATEに140を返すようにしました。
- 集計カードで,集計レコードもグループ化の対象となるようにしました。
- カードのボタンに,正順整列/逆順整列 が割り当てられるようになりました。
- 表の書出しで,計算式が不正になるような項目は基本項目として書き出し,計算式自体を定義中に残すようにしました。
- その後発見された障害を修正いたしました。主なものは次のとおりです。
- プリンタによっては,印刷部数が1部しか印刷できないものがありました。
- 項目値複写で表示されていないレコードの値を複写したとき,正しくない値が設定されたりすることがありました。
- 連続して実行する指定にしてある複数のスクリプトファイルを DPL 作成ウィンドウに読み込んだとき,2つ目以降のスクリプトファイルが実行コマンドのファイル名となってしまっていました。
- 表と切替えカードで索引が独立の場合に,同じ項目で並べても連動表示しないことがありました。
- 表オブジェクトにレコード挿入したとき,カード計が正しく計算されないことがありました。
- 納品伝票などの連続挿入中に,前の明細を入れ終わった状態で表オブジェクト末の左端項目にセルカーソルがあるとき,次カードを入力しようとPageDownを押すと,その空のレコードが確定されてしまうことがありました。
- 仮想項目の値を複写したり書き出したりすると,表示と異なる値が複写されることがありました。
- ハイライト領域の先頭にあるレコードでの #直前値 が正しく計算されていませんでした。
- 複数レコードをハイライトして,途中のレコードを Ctrl+クリック してハイライト解除しようとすると強制終了することがありました。
- 重複件数を表示している単一化選択ウィンドウでレコード削除すると強制終了することがありました
- カードのタック印刷で,指定したページ数だけ印刷されないことがありました。
- #グループ内番号 を利用した検索や置換がうまくできないことがありました。
- 重複レコード選択で「表が壊れている」とメッセージされることがありました。
- まれに,ビューの表示形式で <新規> を選ぶと強制終了することがありました。
- まれに,テキスト書出ししようとするだけで強制終了することがありました。
- カードでレコード更新すると,そのレコードの近所のファイル構造が壊れることがありました。
- 併合で,更新対象表の項目数が少ないときに,成功するはずの併合が失敗することがありました。
- 日付書式で,'干支年' が正しく機能していませんでした。
- 選択肢が設定してある項目で,項目名と同じ値を項目値として入力したとき,カードでの項目値の表示がおかしいことがありました。
- バックアップなしで新規に作成した表を自動再定義するとレコード数がゼロになることがありました。
- [B]:=#初期値([A]) のような置換を行なうと,[A] も置換されてしまうことがありました。
- ハイライトして複写するとき,左端の項目がナルだと区切りが入らないことがありました。
- 表の読込みで,仮想項目の値が読み込めないことがありました。
- Windows2000のマシンで,ユーザグループの権限によっては体験版としてしか起動できない場合がありました。
V4.01(DBPro Multiuser 対応版)では,DBPro V4 の最初のリリース(V4.00)に比べて次の点が変更されました。
- ネットワーク上のファイルの同時使用ができるようになりました(DBPro Multiuser,DBPro School の利用者のみ)。ネットワークでの利用
- 表示速度,処理速度が大幅に向上しました。様々な場面における速度を検討し,チューンアップを施しました。
- ご協力いただいたベータテスターの方,あるいは初期の利用者からの要望により,短期間で実装できた幾つかの仕様追加/変更を行ないました。
- 同じ表に対して複数のカードを開いたとき,それらのカードに [使用索引] が指定されていれば,それぞれのカード編集ウィンドウの整列状態は他のウィンドウとは独立になるようにしました。[ウィンドウ]-[カードウィンドウを開く]
- 表オブジェクトがあるカードの表オブジェクト以外のオブジェクトにセルカーソルがあるとき,DBPro V3 で [次検索]/[前検索] を行なうと現在のカードに表示中のレコードは無視して次/前のカードから検索していました。DBPro V4 では表オブジェクトの外にセルカーソルがあるときでも表オブジェクトのレコードカーソルに対応するレコードの値が表示されるようになったので,[下検索]/[上検索] は同じカード中のレコードも探すようになっています。
V4.01 からは,この [下検索]/[上検索] の動きを DBPro V3 と同じにすることができます。各種設定ダイアログ:コマンドページ [カードでの下検索/上検索を V3 互換にする]
- 表オブジェクトがあるカードで,表オブジェクトの一番下の仮想レコード(レコードが無いところ)にカーソルがあるとき,表オブジェクト外の項目オブジェクトでは [グループ一括処理] が指定されていれば値が表示され,指定されていなければ表示されません。式オブジェクトに対しても [グループ一括処理] が指定できるようにし,式オブジェクトの値も表示できるようにしました。オブジェクト属性ダイアログ:他ページ [グループ一括処理]
- Windows から出力されることがある「午前12:xx:xx」と表記された 0時台の時刻を正しく読み込むために,午前12時,午後12時はぞれぞれ 0時とみなすようにしました。
- 表示形式ダイアログの中で項目表示順序を変更するとき,[上↑]/[下↓] ボタンを使わないで,マウスのドラッグ&ドロップでも変更できるようになりました。
- カードレイアウトウィンドウで複数のオブジェクトをハイライトするとき,Shift+クリックでは最初に選んだオブジェクトが基準オブジェクトになるようにしました。基準オブジェクト
- カードレイアウトウィンドウで,異なるカードやシートからオブジェクトを複写するとき,元のカードでの座標位置を保ったまま貼り付けるようにしました。
- カードに置いたボタンにフォーカスが移ったときの表示が分かりにくいという声に応えて,フォーカス枠の色を文字色と同じになるようにし,かつ DBPro初期化ファイルで変更できるようにしました。DBPro初期化ファイル:CardCursorColor
- DBPro V4 では DPL作成ウィンドウでもレコード高さの自動拡張が行なわれるようになり,ステートメントごとのデータ量に応じてすべてのパラメータが表示されるようになっていました。反面,自動拡張を抑止すると常に1行分しか表示されませんでしたが,これをn行固定ですべてのステートメントを指定した行数で表示させられるようになりました。各種設定ダイアログ:編集2ページ [DPL作成ウィンドウのレコード高さ]
- インストール後の初期状態として,あらかじめ [他]-[<コマンド名>] に「DBPro ファイルコンバータ」と「サンプルメニュー」を登録しました。DBPro 起動中にファイルコンバータを使いたいときやサンプルを見たいときに,そしてコマンド登録のサンプルとしてご利用ください。[他]-[コマンド登録]
- <パブリック>利用者が作成した権限の設定されていないファイルに対して,後から権限を設定できるようになりました。利用者管理と権限
- DPL の読込みステートメントで,読込み対象ファイル中にエラーになるデータやバイナリデータが含まれている場合でも,最後まで読込みを継続させられるようになりました。読込みステートメント:エラーデータ無視
- 出荷後に発見された障害を修正いたしました。主なものは次のとおりです。早々にご利用いただいた皆様にはご迷惑をおかけし,大変申しわけありませんでした。
- 一度,フロッピーディスクのファイルを操作すると,以後,DBPro を起動するたびにフロッピーディスクドライブにアクセスするという症状を改善いたしました。
- ネットワーク上のファイルを利用した後,そのファイルがあったコンピュータが起動されていない状態で DBPro を起動しようとすると異常に長時間掛かることがありました。
- 表引き関数で他の表を参照している DBPro V3 の表が正しく V4 に変換されないことがありました。
- ファイルコンバータで MS Excel や Lotus 1-2-3 のデータを DBPro の表ファイルに変換するとき,データ型判定に使っているレコード数が少ないために正しく変換されないことがありました。判定に使用するレコード数を 1000 に増やし,それでも変換できないデータがあるときはメッセージするようにしました。
- 相互に表引きを行なっている二つの表を編集して保存しようとすると保存できないことがありました。
- 辞書順索引が利用できるケースでの先頭一致検索で見つかるべきレコードを見つけられないことがありました。
- データオブジェクトがあるカードの選択ウィンドウで併合を実行したとき,正しくない結果になることがありました。
- カードの図形ファイル項目の画像ファイルを更新したとき,自動的に更新されるべきカードの表示が更新されないことがありました。
- カードの表オブジェクトが正しく表示/印刷されないことがありました。
- カード印刷のヘッダー/フッター機能文字 &H が正しく印刷されないことがありました。
- 用紙分割が指定されたカードを印刷するとき,繰返し数を指定すると指定していないカードまで印刷されてしまうことがありました。
- 一部のプリンタドライバを使うと正しく印刷されないことがあります。多くはプリンタドライバ側の問題なのですが,可能な限り回避しました。
- DPL の選択ステートメントで「空選択=する」としたときに,V3 と異なる結果が得られることがありました。V3 と同じ結果になるようにしました。
- DPL のクローズステートメント,ウィンドウ表示ステートメントなどで正しくない $$CMDSTATE が返ることがありました。
- 実行形式の大きさが 64KB を超えるような大きな DPL プログラムにおいて,呼び出した手続きから戻れない,カード手続きが正しく実行されないなどの問題が起こることがありました。
- 表の登録情報の数が多くなると,ツールバーのドロップダウンリストボックスから選べない情報のできることがありました。
- ATOK11 を使っているときに,スペースキーの押し下げでセル訂正モードにならず,項目値が空白で置き換えられてしまうことがありました。
- 書式文字列中の改行指定 !n で改行されていませんでした。
- 韓国語用フォントを使った表を開くと,強制終了することがありました。